時津町野田郷岳野家の塀
2003.10.20
  
塀をカヅラが覆い見事な景観をなしていた。
昔からよく見るカズラの種類ではあるが名前は分らないとおっしゃる。
家屋建築当時約30年くらい前ら自生のカズラがドンンドン伸びてきた。
今では塀全体を覆うように繁り、壁の下地は全く見えない。レンガ塀をしっかり縛り固めて塀の強化に役立ている。
良く伸びるので春と秋に2回ほど剪定をしているという、手入れをせずに良く繁殖するこのカズラは
この地の気候風土によく合い育ちやすいのだろう。

無機質なアスファルトに彩りを添え心を和ませてくれる。

岩肌に絡みながら成長しイチジクのような果実をつけるイタビというカズラがある。
学校の帰り道に崖によじ登って採って食べた。

カズラは種類が多く花をつけたり実をつけたり楽しい植物である。
町によっては、カズラなどツル性の生垣づくりを推奨し町並みの景観づくりに取り組んでいる。