北風に ゴミ贈られし 時津川

2003.12.1 北風強し

全く汚染なしとは言えないが
普段はボラや鯉が泳ぎ子どもたちが魚釣りをする時津川である。

 しかし北風の強い日は潮(シオ)の流れに乗って大村湾のゴミが時津川に吹き寄せられる。
写真は2003.12.1午後2時、木切れビニール発砲スチロールなどが時津川を覆った。
(これは決して今進んでいる護岸工事によるものではない。)

上のピンク色の建物は時津図書館
 
写真右は2003.10新築なった新地橋






ゴミ一網打尽作戦

当コミュニティ時津は、時津町及び周辺の環境整備を、活動テーマの一つに掲げ
NPO法人設立に向け準備をしています。(平成16年4月設立登記の予定)
時津川、大村湾の清掃・美化作業は来年度事業計画の一つに予定しています。

上記ゴミのひどさに時津川「ごみ一網打尽作戦」を考えました。
この作戦が素晴らしい成果を遺すのか、それとも非現実的でアイディア倒れに終わるのか?
当サイトも全く分りません。
経験豊富な皆様のご意見を伺いたく考えを披露します。
下の図をご覧ください。
上のゴミは、これまでの観察から、北風の強い日で、且つ満潮の潮の流れに乗ってやってくるものと思われます。
  
そこで、北風と満潮の潮に乗ってゴミが図書館付近まで来たのを見計らって
右図のように、用意していたゴミ回収網(テニスのネットのようなもの)を水面下30Cmくらいまで下します。
ここで童謡1曲を歌うのも良いでしょう。
♪♪とおりゃんせ、とおりゃんせ・・♪・・・行きはよいよい帰りは怖い♪♪

網を仕掛けたら、ゴミがかかるのを、身を潜(ひ)そめて待ちます。
やがて風も止み干潮による潮の流れで、ゴミは下流に戻り仕掛けの網にかかります。
このタイミングで、身を潜めていたゴミ掃討作戦部長はニンマリと笑いながら余裕の登場です。
ひかえていた部下に命じ、両サイドから右図の→のように、ゴミを囲みます。
どちらか一方に寄せてもいいでしょう。

これでゴミは一網打尽、その成果に夜は乾杯!です

この川・図書館付近は干潮時に川底が露出するほど浅くなりなります。
人が入って作業が出来ると思われます。
網は漁協の協力を得て専用のものを作る必要があるかも知れません。
作業のタイミングは潮の干満と気象条件を見る必要があります。
え?誰がタイミングを見て作業をやるのか???
???

このような掃討作戦の経験をおもちの方、経験談やアイディアをお聞かせください。

アイディアはこちらへお願いします




ゴミ一網打尽作戦・感想を頂きました

@ 「あんなにゴミが多いのですか?」という驚き。
A 「台風の後は必ず、あのうようにゴミが集まる」という経験談。

作戦についての意見
@ 網を使ってゴミを集める方法は容易だ。
A人が網の両端と網の中央に2人ほどいて人がゴミを囲むように取る。
B網の上部にバレーボール程の浮きを、海中になる網の下部には錘を付けて
網を浮かしておき、ゴミがかかったとき、片方を寄せればいい。
この方法は人が川に入らなくていい。
C投げ網でも取れるのではないか?
・・・・魚を獲るより簡単、食べられないけどね・・・・

ゴミがいつ集まるか?これが問題点
@台風の後は必ずゴミが集まるので、「風の強い日」は気象予報である程度
計画は立てられる。
特に冬の北風が強い時多い。
Aゴミが多い時近くの人に連絡してもらう。風がある2,3日はゴミが多いので作業は可能。
B近くの人とは?川の沿岸住民、図書館・保育所の従業員が考えられる。
Bせめてビニール類だけでも回収したらいい。

網の準備は
@網は製網会社や漁協に協力依頼をする
A網の管理保管は?
B一網打尽作戦部長は誰?コミュニティ時津環境保全担当??
実現性と効果について関係者で知恵を出し合いましょう。


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