5月輸送の支援物資を確認
2004年10月25日

25日(月)朝、マイクロバスでプノンペンのセントラルホテルを出発。
以前、私たちが送った支援物資を保管してある施設を訪ねた。
これは、平成16年5月31日、時津町内の保育園、学童保育などの協力を得て
衣料・学用品を船便で送ったもので
「アジアの子供たちを支援する会」というボランティア団体である。
 
     (ダンボール10箱の確認をする友岡さん↑)      (右は施設の関係者と記念撮影)         

この組織はカンボジアで最も大きいといわれる新聞社の
オーナー夫人が運営するもので、各地で幅広い活動をしている様子だった。

このダンボール10箱の物資は、友岡さんが居残って、
26日(月)、
ボランティアの案内で、プノンペンから300キロ離れた学校へ送ることになった。
ボランティア団体の職員は訴える。
カンボジアは学校が少ないため、遠いところの子供たちは7キロの道を歩いて通学している。
通学用の自転車が欲しい、100台でも200台でも欲しい。
衣類も欲しい。ソーラーパネルも欲しい。
田舎へ行けば行くほど貧乏な児がたくさんいる。
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日本には自転車が放置され、子供がブランド品を身に付け、おいしい物を食べ過ぎて・・・


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2004.10.26(差込記事)
2004年10月26日(月)新聞社オーナー夫人等と学校を訪問
学校の名前は PorngToek Primary School という。
全体集会で歓迎を受ける友岡さん。

右写真は学校の子供が、THANK YOU Commyunity Togitsu NPOの
謝意を表したポスターを掲げている。

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再び25日に戻る


長崎の人が            
          カンボジアの地で孤児院を

(2004.10.25)



私達は、再びバスでカンボジアの孤児院に向けて移動。
迎えてくれた人は日本人、しかも出身地は長崎とおっしゃる。
最貧国カンボジアの地で長崎の方に出会った。
世の中には色んな方が色んな所で活躍されているのだな!
と驚いてしまった。

孤児院にはは25名を収容していて
貧乏で親から見捨てられた子、親の虐待で顔に大きな傷を持つ子、生まれながらにエイズになっている子
このまま放置しておいたら死んでしまうような子供たちばかりである。
*
「礎の石孤児院」は世界の各地に孤児院を建設し、孤児の救済に努めているNPO法人。
カンボジアやフィリッピンでは既に孤児の救済活動を行っており
ガーナーやザンビアには孤児院の建設を進めている。
ぜひ応援してほしい。
  
(前田代表に話を聞く一行(左)と前田代表。(右))

左写真のダンボール2箱は、私たちが今回持って行った衣類。(少なくてすみません)
 
子供たちの衣類をタライで洗濯をする現地の人(従業員)(左)
洗濯した衣類を干している。やっぱり日本の風景を感じる。
 
          (左)衣類のプレゼント     (右)プレゼントしたキャンディを美味しく食べる子
前田さんの膝に座る子供の姿はまぎれもなく親子!?

孤児や現地従業員らと記念撮影。
こども達が手にしているのは日本の絵本だった。

↓写真右から2番目も日本人渡辺さん。カンボジアに馴染んで裸足。

 子供たちとの交流も終わりいよいよお別れ。
全員が長く長く手を振ってバスの発車を見送ってくれたのが心に残る。

8人の訪問団一行は、礎の石孤児院の訪問を最後にプノンペン空港、バンコック空港経由で
26日午前、感慨深く長崎へ戻ってきた。
今回の訪問記はこれで終わります。


訪問記を読んで頂いてありがとうございました。

訪問者感想記1*感想記2もどうぞお読みください。

コミュニティ時津は
今後
色んな形の支援、交流を続けて行きます。
皆様の、ご支援ご協力をお願いします。

(2004.12)


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