浦郷の鬼火焚き
---2005.1.8 浦郷波止場---

1月8日(土)午後5時、浦郷子ども会と青少年健全育成協議会による「鬼火焚き」が行われ
新年の門松や飾り物のを燃やしながら、伝統の行事を楽しんだ。

鬼火焚きは近所の竹山からとってきた「もうそう竹」を2メートルくらいに積み上げた後
各家庭からは正月の飾り物や門松を三々五々と持ち寄った。
人が集まった午後5時着火、もうそう竹はボンボンと威勢のいい音を立てながら勢いよく燃えていた。

持ち寄った皆さんは、今年初めて会う人も多いらしく、新年の挨拶を交す人
燃える鬼火に暖をとりながら酒を酌み交わす人
子供会のお母さんたちが用意したぞうすいを食べる人
今年初の”ご近所の交流”がなされていた。

小生が小さい頃は、この竹がはじける音を出すたびに”オンノホネ”と叫び
早く大きく叫ぶことを競争した。
これは、鬼の骨が焼けて無病息災が約束されたと理解し
大きな声を発して楽しんだものである。

今どきの子どもたちは鬼火焚きにあまり関心がなさそう
”オンノホネ”の声は聞けなかった。♪♪ザンネ−−ン♪♪

とはいえ、この鬼火焚きには子どもから老人まで常時40人くらい
延べ7,80人は集まっただろうか
2005年、新年のいい交流会であった。



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