カンボジア紀行

 2005.3.17〜3.25   友岡純一

会員友岡純一さんからカンボジア訪問記を寄稿して頂きました。
友岡さんは3.17〜3.25、NPO法人アクサがカンボジアに建設した学校の開校式に臨んだもので
昨年、コミュニティ時津会員が訪問した東南アジアの子どもを助ける会や
HEADOなども訪ねました。
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今回はホーチミン経由でプノンペンへ入りました。
と、申しますのも以前からベトナムへ行ってみたいという思いがあったからです。
ベトナム戦争の戦跡を訪ねました。解放軍によって掘られた250kmにも及ぶクチ・トンネルは色々な仕掛けがなされていました。
竹槍の落とし穴、針山の壁、落ち葉でカモフラージュされた出入り口、遠くに煙を導く煙道等・・・・・
解放軍がゲリラ戦で米軍に勝利した様子をうかがい知ることができます。

(↑落ち葉でカモフラージュされたトンネルの出入り口-ベトナム)

プノンペンではNPO法人アクサのメンバーと合流し
トロピアンピル小学校-プノンペンより車で1時間ーの開校式に参列してまいりました。
篤志家の名前を頂いた”NORIKO小学校”で540名もの小学生の
歓迎を受けました。
学校には4教室が設けられていいますが、1度に全員収容できないので
授業は午前と午後に分けて行われているそうです。
50年ほど前の私達の小学校低学年も確か2部授業だったようです。

(↑建設された学校の前で、子どもたちと友岡さん)

昨年10月に訪問したHEDOの孤児院は経済的に立ち行かなくなり閉鎖されていましたので
日本より持参した支援物資(タオル、衣類、文具等)はアジア子どもセンター(SACMF)に預けてまいりました。
HEDO孤児院の子どもたちの運命が気掛かりです。

(↑持参した物資をアジア子どもセンターへ預ける)

子どもたちを取り巻く状況は少しずつ良くなっているようですが
カンボジアの国づくりには多くの課題が山積しており
さらなる支援と協力が必要だと思います。



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