NPO法人「礎の石孤児院」ザンビア報告会
(18年7月31日 時津公民館)
カンボジアやフィリッピン、ブラジル、ザンビアなどの孤児院建設に取組んでいる
NPO法人礎の石孤児院が報告会」を開催しました。
報告者は
ザンビアの現地責任者として2年半ほど滞在している
青木桜子さんと、
NPO法人礎の石の理事で海外の孤児院建設に奔走されている
木原真さんです。
今回の報告会にはNPO法人コミュニティ時津からもお話を伺いに行きました。
講演会に参加した太田千賀子さんにレポートして貰いました。
左 青木桜子さん 右 木原真さん
ザンビアはアフリカ大陸の赤道のやや南、つまり南半球にあり、季節は日本と逆です。
人口は約1050万人、暑いばかりではなく、吐く息が白く見えるぐらい気温が下がる時期もあります。
現在、アフリカ全土でHIV感染が増えており、5人に1人といわれていますが
実感としてはもっと多いのではないかと感じています。
そのため、100万人ともいわれる孤児が急増しており、ザンビアでも、国としての対策が急がれています。
ザンビア国政府は、カセンガという地域の土地を無償で提供し、活性化を図ろうとしていますが、
その1区画をNPO法人「礎の石孤児院」が引き受け、2年前に孤児院を建設しました。
電気系統の整備の遅れから、この秋から孤児を受け入れての本格的な活動が始まります。
孤児院が建設されている土地は12ha、36000坪、建物以外の土地は自給自足の食生活を目指して
畑作りに励んでいます。
砂地で農耕に適しているとはいえませんが、水は近くから運んだり、井戸を掘ったりして、確保しています。
病院は23km先にしかないし、道路の整備もまだまだで、生活基盤が大変弱い中、
地域の人たちと共に、一日も早く孤児を受け入れられるようにがんばっています。
「孤児」は親がいない子は勿論、親がいてもHIV感染や貧困のために育児ができない家庭の子なども対象になります。
孤児院はそのような子どもたちのほんの一部の受け入れしかできませんが、
孤児院のワーカーなど地域の雇用を生み出すという意味でも、期待されています。
遠く離れた日本の私たちが、そんな子どもたちにできることは
@ 心を向けること・・・「あなたのことをいつも気にかけているよ!」 というメッセージ A 衣類や文具の提供を! B 継続した経済的な支援を! |
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などです。是非あなたの少しの気持ちをこの子どもたちに向けてください。
私にできる、少しの援助は何だろう、って考えるきっかけになりました!
太田千賀子
孤児救済活動や孤児院建設にご協力頂ける方は
NPO法人 礎の石孤児院東京事務局
(東京都品川区西五反田)
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