時津川の新地橋（時津町浦郷図書館）上流の護岸工事のため設置された汚濁防止幕（オイルフエンス）に、
まとまった量のホテイアオイとゴミが引っ掛かっているのを目撃した。

計らずもこの汚濁防止幕が、昨年、当サイトのホームページ上でも呼びかけた
“ゴミ一網打尽作戦妙案募集”のヒントになりそうだ。

確かに妙案ではあるが、設備費と設置費のコスト高がネックとなり実現可か否か？
そうなると矢張り人海戦術か！いやいやもっと頭を使えということか！

最初は、どなたか奇特な方が居られて、通行人の目を癒すためにホテイアオイを浮かしたものと思い、
工事担当者に聞いたところ「以前も一株、二株流れてくることはあったが、こんなに沢山流れ着いたのは初めて、
野田川上流の下山池に自生している？ものが流れて来たんではないか」、
更に「発見時期は6月24日(木）、台風6号が長崎をかすめ通過した後に降った大雨の翌日」ということであった。

そこで、ルーツを尋ねて下山池まで足を運んでみると、全く同じくらいのホテイアオイが、
岸辺の方から池の中央へと伸びているのが確認された。

一方、水の出口はと見渡すと池の隅の方に流出口があり、大雨などで急激に水かさが増した時には、
かなりな流速になり、容易に流れ落ちるだろうなと想像し、新地橋のホテイアオイも下山池からのものだと確信した。

昨年、このホームページでも紹介したが、梅雨時から10月頃まで、池全面を覆い可憐な花を咲かせ、
毎年楽しませてくれるが今年は心なしか少ないように感じた。