『時津町国際交流協力会』発足

平成16年12月12日(日)、午前11時より時津町東部コミュニティセンターに於いて

『時津町国際交流協会』の発会式が、午後1時より満寿美時津店で祝賀会が催された。

来賓に、王 混 駐長崎中国総領事夫人、山本 敏明 学校法人長崎学院理事長、

平瀬 研 時津町長などを迎え、長崎外国語大学の学生や

『時津町国際交流協会』設立の趣旨に賛同する人たち約80人が列席する中で、

協会設立委員会の新井 政博委員長の役員紹介に続き、交流協会 吉田 省三会長と来賓の挨拶があった。

発会式終了後、時津町国際交流協会顧問の光田 明正長崎外国語大学・短期大学学長の
『グローバリゼーション時代に直面して』と題する記念講演があった。

その後、協会設立の発起人の1人でNPO法人「コミュニティ時津」の会員でもある友岡 純一氏から
10月のカンボジア訪問(乳・孤児院への物資支援やソーラー発電設備の据付・寄贈
及び現状調査のための訪問)の報告があった。

祝賀会は、お隣の満寿美時津店で催され、来賓の方や長崎外国語大学の学生も参加し、
最後までお祝いの席を盛り上げて国際色豊かな祝賀会となった。

祝賀会の幕開けは、長与町の「よさこい少年隊」が受け持ち、元気一杯の踊りを披露し祝賀会に花を添えた

 町・学・企業・民間がお互いに協力し合って時津町の発展、企業のビジネス向上、将来を担う青少年の世界的視野育成、貧困に喘ぐ国々の人達への援助を具体的に推進するためにも、更には時津町を訪れた諸外国の方々に日本の文化、歴史を経験していただくためにも、これらを助成・協力できる何らかの組織が必要と考え「時津町国際交流協会」を設立するに至った。
 
 現在。時津町は長崎外国語大学とパートナーシップ プログラムに調印し、更に中国上海市金山区と姉妹都市としての交流を深めている。 また時津町内には、留学生のホームステイのホストファミリーの経験者も多数居る。
 尚、隣町の長与町には、「長与町国際交流協会」、琴海町には、「長崎県世界友の会琴海支部」がある、ここいらとの連携を密にして活動を続けて行く。


※ 協会顧問の光田学長は次のように述べておられる。
 
 「時津町国際交流協会」の発足は、グローバル化が叫ばれている今日、まことに時宜を得た動きであるといえよう。世界の中で時津町がどのように動くか、それを実践的に示そうという動きである。
 決して、自己を省みず、ひたすら学び、他に追随する意図によりこの組織が誕生したのではないと信ずる。むしろ、他にない時津町独特の地方の特性を生かし、国際間の相互理解、相互協力を推進することを狙いとしているのだと信ずる。
 時津を多くの人々に理解してもらうというこの願いを、いろいろな例を参考にして推進して行くことができれば、子々孫々のためにも何よりも幸せであると思う。

発会式・祝賀会の模様

発会式(挨拶と講演)

祝賀会

写真左から新井設立準備委員長、吉田交流協会会長、王混総領事夫人、山本長崎学院理事長、平瀬時津町長、光田外語大・短大学長

長与よさこい少年隊

王混総領事夫人と
交流協会加藤事務局長

長崎外国語大学留学生と一般参加者のみなさん

「時津町国際交流協会」設立の趣旨

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'04.12.14 y.canata