'05.04.15 y.canata

ホーム

左 長崎の女性消防士第1号 末吉さん 右 瀧野さん(何れも長崎北消防署) 

リハーサル室でのミーティング

屋外での指導

避難誘導班が本部(自衛消防隊長)に報告

10時 館内放送

事前打合せ

とぎつカナリーホール玄関前

防災訓練は、長崎市北消防署 予防指導課の瀧野 浩信氏と
末吉 亜紗子氏(長崎の女性消防士第1号)の立会いの下で行われた。

自衛消防隊長を山下 和俊館長が務め、ホール職員を
通報班、避難誘導班、消火班に分けて実施された。

午前10時に通報班が、訓練のための非常放送であることを断って、
「地震が発生しました、しばらく安全な場所で待つように」という館内放送を行った。

数分後(地震による揺れが収まるのを見計らってという設定)、
「お客様は係員の指示に従って避難してください」という2度目の放送を行った。

ホール職員は、担当部署につき扉の開放やガスの元栓締め、
怪我人の応急処置、避難誘導などをマニュアルに従い行った。

避難誘導班は、お客様を安全な場所に避難させた後に、
屋外に設けた本部(山下隊長)に状況を報告し実行訓練を終了した。

そのまま屋外で長崎市北消防署の瀧野氏から
「@本部がアプローチブリッジの下に設けてある、壊れて落下することもあり適切でない。
A避難誘導をする際には、右手の民家の擁壁(石垣)の方に誘導しないように」
という指導があった。

リハーサル室では、カナリーホール特有の構造、設備などに対する留意点や
地震発生のメカニズム、地震への備え、遭遇したときの対処法、
火事の発生原因などについての話と質疑応答があった。

「災害は忘れたころにやって来ると言われていたが、最近は地震一つとってもあちこちで
頻繁に起こっているので、いつどこで起こってもおかしくない、
他人事でなく常日頃から備えておくことが肝要だ」という話もあった。

私の頭の隅には長崎(時津)は・・・、俺のうちは・・・、
地震はない大丈夫というのがあって、防災対策を鈍化させていたようだ。

これを機会に、この気持ちを払拭し防災について考え直すことにしよう!!

とぎつカナリーホールの平成17年度の防災訓練は、
4月14日(木)午前10時から“震度4の地震発生”を想定して行われた。

カナリーホールで震度4の地震  〜防災訓練〜