“いただきますクッキング教室”        講演会

“いただきますクッキング教室”とぎつ子どもの居場所づくり実行委員会(代表 青山 泰)では、
大地といのちの会 代表 吉田 俊道氏を迎えて、いのちいただきます!
(食べ物への感謝の気持ちと、食を変える強い意志)という演題で講演会を開催した。

講演日が衆議院議員選挙(平成17年9月11日 日曜日)と重なり、
会場を時津公民館から東部コミュニティセンターに、変更しての講演会となった。

午前10時から12時までの2時間の予定で講演、前半の1時間を子ども向けに、
後半の1時間は大人向けにということで行なわれた。

生ごみリサイクル元気野菜作りは、食育の根幹であるということを、
実践している小学校の事例を示しながら分かり易く説明された。

時には子どもたちに問いかけるように話しかけ、野菜の皮や芯の部分の捨てている部分が勿体ないので、
お母さんとも話をしてそのまま食べよう、また元気な旬の野菜を食べるようにしよう、
そうすると病気もしないという話などに、子どもたちは身を乗り出して興味深く聞いていた

後半の大人向けには、「昔は近所に豆腐屋さんや味噌、醤油屋さんなどが沢山あった。
近所であるが故に信用できる店があって、良いものを供給してくれていたが今は無くなっている。
これは安いものを求める消費者にも原因があって、元気な野菜を原料とした食べ物が少なくなっている。
このようなコスト優先の社会を変えるのは、消費者の皆さん一人一人の心がけの問題である。
今からでも遅くないので、食育の環を広げて昔を取り戻しましょう」と力説された。

食育に関する吉田先生の思い、熱意がひしひしと伝わってきた非常に有意義な講演会だった。
参加者約60人、惜しむらくは、もう少し大勢の人に聞いてもらいたかった。

子どもたちの後半の1時間は、クッキング教室の大学生のお姉ちゃんやお兄ちゃんが、
苦心して作った野菜に関する自作のクイズやゲームに、チャレンジ(勉強)した。
2階全室を借り切っての催しに、幼稚園児から小学校の6年生までと保護者も一緒に楽しんだ。

講演会の後には、吉田先生が作った生ごみリサイクル野菜のツルムラサキやピーマンを、
生で食べる試食コーナーが設けられ、賑わいを見せていた。確かに美味しかった!

本年12月11日に、長崎ブリックホールで、「本物を求める消費者と本気の生産者が集うビッグイベント」、
長崎の環をつなぐ大地のいのちをいただこうというキャッチフレーズで、“2005食育祭”が開催される。
この際、吉田 俊道氏の講演が13:00〜14:00の間、1時間予定されている。
その他楽しいコーナーが目白押し!自由に回って楽しく体験することもできる。
入場料 前売り券500円(当日券600円)時間を作って参加しょう!!

子どもに問いかける吉田先生

受付

準備風景

青山代表挨拶

講演会風景

子どものクイズ・ゲームコーナー

生ごみリサイクル元気野菜の試食コーナー

吉田先生を囲んで懇談会と反省会

y.canata '05.09.12

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