平成17年9月10日（土）、とぎつカナリーホールに於いて“カナリーマタニティコンサート2005”が開催された。

今年で3回目となるこのコンサートは、時津町主催（保健センター）で、長崎市医師会や西彼杵医師会、
長崎県助産師会が後援、町内の産婦人科医院や小児科医院などが協賛して催された。

ロビープログラム（14:00～16:30）では、体験コーナーや試食コーナー、
及び「あかちゃんが生まれるまで」などの展示コーナーが設けられた。
体験コーナーでは、生まれてくるあかちゃんのパパが妊婦に、またママもパパも
あかちゃん人形でだっこを体験、終日、和やかな雰囲気の中で楽しんで学習をしていた。

ホールでは、九州交響楽団の首席チェロ奏者宮田浩久氏と
4人(含むピアノ1人）の奏者が、妊婦に優しい名曲の数々を演奏した。
妊婦さんや付き添いの方、子供たち（生まれてくるあかちゃんのお兄ちゃんやお姉ちゃん）など
約250人の聴衆がチェロの音を聴きながら“癒しのひと時”を過ごした。

避けて通れない少子高齢化の時代を前に、妊婦さんに安心して丈夫なあかちゃんを産んで
いただこうという思いで、開催されたこの催しに拍手を送りたい。

来年は、町内外を問わず沢山の妊婦さんがカナリーホールを訪れ、
「住みたいまち時津町」が妊婦さんで溢れるのを夢見ている！