秋冷の候とは言いながら当日は、高気圧に覆われ、各地で気温が上昇し
長崎市の最高気温は平年より6度高い30.0度を観測、長崎海洋気象台によると、
同市の最高気温が今月30度を超えたのは5度目だそうです。

このような気象条件でしたが、砂ぼこりの舞う強風で体感温度はもう少し低かったようです。
とはいえ、直射日光の強い日差しの中で、子供たちは元気一杯に躍動していました。

6年生は、町内4つの小学校（時津小学校、時津東小学校、時津北小学校、鳴鼓小学校）から
2つの中学校（時津中学校、鳴北中学校）に進み、一緒になる生徒たちもいて一足早い
交流・親睦の場となりました。回を重ねること14回目ですが、非常に意義ある大会と思います。

競技種目も通常学んでいる学校でのクラス単位のグループで競う競技が多く、
子供たちの連帯感や力を合わせて協力する精神が、育まれているように感じました。

開会式では、平瀬町長、河野教育長からの激励の言葉があり、
その後、プログラムに従って、競技が行なわれました。

盛りだくさんの種目があり、全員参加の楽しい運動会になりました。
中でも圧巻は長繩8の字跳びでした。全員がクラス別のグループに分かれ、回し方2人、
跳び方は回る長繩を8の字を描きながら跳んで、何人の人が跳んだかを競う競技です。

各グループ共に、練習に練習を重ね当日の昼休みも練習するほどの熱の入れようでした。
子供たちも真剣でしたが、カウンター（数え方）兼コーチ役の担任の先生方の必死さも印象的でした。

ちなみに、この競技の優勝は、6年生が時津北小学校の6年1組（跳んだ人 703人）、
5年生が同じく5年2組（跳んだ人 586人）でした。また、最終種目の6年生の
クラス選抜800m混合リレーは、時津東小学校が1位、2位を獲得しました。

子供たちが一生懸命、それ以上に先生が・・・、保護者が燃えた１日でした。
おじいちゃんも孫の出場種目に、“はらはらどきどき”の１日でした。