y.canata '06.02.26

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作業中

ゴミ拾い中と後

時津港(ウォーターフロント)のゴミ拾い

平成18年2月18(土)、NPO法人コミュニティ時津の呼びかけで
ウォーターフロント(長崎県 時津町)のゴミ拾いを行なった。

週の初めから雨と強風が吹く天気の悪い日が続いていたが、
当日は雨も上がって風もない凪ぎ状態、またこの時季にしては気温が高く、この上ない天気に恵まれた。
潮も引き潮、沢山のゴミもあるという3拍子揃った絶好のゴミ拾いとなった。

大村湾の最南端にある時津港は、北風に乗って運ばれてくる漂着ゴミの終着駅で、
たくさんのゴミが漂流し岸に打ち上げられる。

作業は午前8時から11時まで、11時以降は処理場へのゴミ運搬を含めた跡片付け作業を行い、
予定通り終了した。最後は暖かいゼンザイを食べながら懇談し散会した。

参加者は、大村湾漁協や商工会、商工会婦人部、浦郷自治会・老人会、及び役場職員など約50人。
拾ったゴミは軽トラック3台で3往復、9台分(1.5トン)を処理場まで運び処分した。

きれいになった状態からあと数週間もすると、元の木阿弥でまたゴミが漂着する。
それを各種団体のボランティアや行政が拾うという悪循環を繰り返している。

ある環境保全のシンポジュームで五島の方が、「40年以上前から漂着するゴミを拾い続けているが、
最近では外国からの漂着物が多く、ボランティアの手に負えなくなってきた。
汚れるのは海岸ばかりではなく、風にあおられて飛んでゆき山まで汚している。
何か得策はないものか」と切実な訴えをしていた。ゴミ問題も国際化し困惑しているようだ。

国や県に動いてもらはないとどうしようもないこともあるが、自分にできることから始めることも大切である。
その一つがゴミ拾いであるが、ゴミを捨てなければ、まちが汚れることもゴミを拾う必要もない。

ひとりひとりの心がけで先ずは、“ゴミを捨てない”ことから始めよう!