2006年長崎帆船まつりは、4月27日から5月1日まで長崎市の長崎水辺の森公園一帯で開かれた。
4月27日(木)に大型帆船4隻を含め8隻の帆船が入港、5月1日(月)に出港するまでの5日間、
入港パレードや帆船のライトアップ、船内の一般公開、セイルドリル(一斉展帆)、
その他打ち上げ花火や各種イベントが催された。
長崎港に浮かんだ華麗な帆船に、訪れた観光客から感嘆の声が上がっていた。
市民の中には、毎日のように通ったマニアもいて好天に恵まれた5日間を満喫していた。
今年は昨年の十七万三千人を大幅に上回る過去最多の二十九万人の人出を記録した
(長崎経済研究所調べ)。
出港セレモニーでは、海王丸の実習生がマストに登り、
「登檣礼(とうしょうれい)」で手を振って「ごきげんよう」とあいさつ、
クライマックスシーンに観光客も「また来いよー」と拍手や手を振って
応える感動的なシーンに遭遇した。
5日間感動を与えた8隻の帆船は、余韻を残しながら次々と長崎港をあとにした。
※ 登檣礼(とうしょうれい):帆船が立ち寄った港を出港するときに行う、最高のあいさつ。
写真はカナリーホール 山下 和俊館長提供
y.canata '06.5.6
市民や観光客で賑わう長崎水辺の森公園一帯
出港準備中の海王丸(5/1)
壁紙は4/27の入港風景(入港パレード)