親子しめ縄づくり教室

平成18年12月17日(日)、とぎつカナリーホール リハーサル室に於いて「親子しめ縄づくり教室」が開催された。

小学5〜6年生の親子を対象に、時津町民俗資料館(長崎県 時津町)の呼び掛けで、
毎年実施している催しである。今年は親子6組 計16人が参加し、午前9時から12時までの間に
それぞれのしめ縄飾りを完成させた。講師は左底郷在住の長岡 繁雄さんと平石 平治さんが務めた。

カナリーホールの山下 和俊館長が挨拶の後、講師のはなしがあり、
担当の山下 弥生学芸員から刃物の取り扱い注意など安全上の注意点が伝えられた。

各人にワラが配られ、「しめ縄づくり」が始まった。要所要所での講師の説明と実演を手本にした
親子協働での「しめ縄づくり」も、実際にやってみると難しく、講師の手を借りながら完成させた。

今年は小さな子どもが少なかったことやこれまでの反省を踏まえ段取り良く進めたことで、
「出来上がりが早かったし、出来栄えも良かった」という長岡・平石講師の談話も聞かれた。

来年は心のこもった自製(作)しめ縄を飾って神様をお迎えし、
幸福が訪れるようお願いをすると、今年以上の良い年になることであろう。


失われつつある日本の伝統文化を、このようにして子ども達に伝えて行くことも大切なことである。
民俗資料館が、今年企画した取り組みには、このほかに「ふるさと散歩」や「ワラぞうり作り教室」がある。
「温故知新」、町民の皆さんどんどん参加して、歴史に触れたり、昔の生活の一端を体験しましょう。 

完成したしめ縄飾りを持って記念撮影 最前列が長岡さん 後列右から3人目が平石さん

昔ながらの道具を使って「しめ縄づくり」

ホーム

y.canata '06.12.18

しめ縄づくり教室の模様