"いただきますクッキング教室”終了
終了
 とぎつ子どもの居場所づくり実行委員会(代表 青山 泰  事務局 中原 裕子)の平成18年度の“いただきますクッキング教室”は、3月24日(土)の左底公民館教室を最後に終了した。当法人からは青山理事長、中原裕子会員外毎回2人が安全担当として参加した。

 各教室(北部コミセン、時津公民館、東部コミセン、左底公民館)の最終回は、子ども達に課題を与え卒業試験として料理を作らせた。出来上がった料理は、これまで通り全員で会食し、食事後に1年間の料理教室の感想や変化したことなどを述べた。最後に料理担当の大学生が手づくりの卒業証書を子どもに渡し、全員で食器など調理室の跡片付けを済まして解散した。

 子どもからは、「みそ汁を作れるようになった」、「野菜が食べられようになった」、「お母さんの手伝いができるようになった」、「米を研いでご飯炊くのが自分の担当になった」、「1年間楽しかった」、「料理教室に来年度も参加したい」などの声が聞かれた。

 この1年間、「環境・ヘルシー・エコ」をテーマーにレシピーを考え、折に触れ環境問題や食の安全、生ごみを出さない料理(これまで捨てていたところに元気の源がある)などについての話をしてきたが、子ども達はハード面とソフト面でいろんなことを学び成長した。その他良かった点としては、本年度から保護者または子ども向けに「お知らせ」を5回発行し、教室の方針や内容などの報告ができたことが挙げられる。

 反省点としては、後半年、何人かの子どもがリタイヤ(転居やクラブ)したことや教室毎に教え方に違いがあったこと、食材などの事前準備不足(購入忘れなど)、スタッフの担当決めに苦心したことなど、次年度の改善点として解決すべき課題を残した。
 
 平成18年度は、野外料理教室と講演会を含め45回(調理室は40回)を実施、室内での調理実習がほとんどであったが、平成19年度は、「子どもの居場所づくり」から「放課後子どもプラン」に様変わりし、「調理室での実習」と「特別メニューでの教室」(野菜の植え付け・収穫、野外料理、クルージング、味噌作り)の2本立てで検討を進めている。
 
 野外での体験型の教室が増える分、本年度以上の周到な計画(準備)やスタッフ体制の確立が必要となる。なお、前年度の反省を踏まえ改善すべきところは改善することも大切なことである。 
 3月は去年同様子どもたちに「卒業試験」を課します。具体的な内容は以下のとおりです。

1.ごはん、味噌汁を自分で作らせる
2.野菜の蒸し煮を自分で作らせ、それに中華だしと片栗粉を溶いた水を加え  てご飯に乗せ、中華丼を作る
3.スタッフは子供たちが上の料理を作っている間、デザートを作る
4.料理が完成し、食べ終わったら子どもたちに卒業証書を授与する

 なお、中華丼には肉の代わりにグルテンバーガー(大豆などのタンパク質を使用して、肉のような食感を再現したもの)を使用する。

 
 ちなみに最終回のレシピーは、*ご飯(中華丼) *みそ汁 *昆布といりこの佃煮 *デザート(りんごきんとんのパイづつみ。

卒業試験内容

y.canata '07.3.27

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いただきます クッキング教室関係

◆子どものクッキング教室スタート(5/27)、クッキング教室四会場一巡
◆野外料理教室(7/1 時津公民館教室 & 東部コミセン教室)
◆クッキング教室講演会(7/9 吉田 俊道先生)
◆野外料理教室(9/30 北部コミセン教室 & 左底公民館教室
◆動画 コロッケづくり/クッキング教室
◆動画 包丁づかいも達者に/クッキング教室

下段左から3番目 会食   4番目 感想を述べる子ども   5番目 2年間の教室の模様を動画風にまとめたものを子ども達に見せる

3月20日(火)、於 手羽屋 大学生(卒業生3人 次年度スタッフ3人も出席)の送別会も兼ね開催  写真右端 卒業生3人からのプレゼント 

番外編 スタッフの反省会兼打ち上げ

最終回の料理教室の模様