このセミナーは時津町教育委員会主催で「こころ豊かに、いきいき生きるために」というテーマーのもとに、生涯学習の一環として、女性が広範な領域の学習に主体的に参加し、自己の資質の向上と家庭や社会の進歩発展に大いに役立たせることを狙いに九つの講座が予定されている。
受講者は30人、5月から1月まで毎月1回、第3水曜日の午前10時から12時までの講座。各講座ごとに専門の講師を呼び、町内の各施設で講義を受けたり実習を行いながら学習する。初回は北部コミュニティセンターに於いて「開講式」のあと「地球温暖化防止対策」について学習した。
開講式では社会教育課 田崎正人課長の挨拶の後、社会教育課 担当職員の山田氏からセミナーの実施要領の説明や注意事項などが伝えられた。
ここでは「定員を超える応募者があって抽選で30人に絞らせていただいた。この講座のテーマのように、“こころ豊かにいきいき生きるために”、楽しく学習すると共に交流の場を広げて欲しい」という話や「1年後の講座終了時には、このセミナーのテーマーのように、いきいきと笑顔で健闘を称えあうようにしましょう」というような話があった。
「地球温暖化防止対策」の講義は、西彼地区 地球温暖化防止活動推進員連絡会議の伊豫田 和代リーダーがメイン講師を努め、同じくメンバーの3人(井手。宇土、田窪)がこれをサポートした。
最初に「地球温暖化防止活動推進員の構成や役割、メンバー紹介」を行い、午前10時20分頃から本題の「地球温暖化防止対策」の講義を始めた。
前半の40分は伊豫田リーダーが、温暖化の原因と影響や温暖化防止対策について、準備した掛図や配布資料で説明した。5分間の休憩を挟み、国内外の異常現象や温暖化への取り組みなど、メディア報道の一部をビデオ(25分)を使って学習し、残りの時間を質疑応答、意見発表、まとめの時間とし11時55分に終了した。
伊豫田リーダーの主婦の立場での「温暖化防止対策」の話に、(受講者もほとんどが主婦の方で)共感するものがあったのか皆さん最後まで真剣に耳を傾けてくれた。
最後に「現状のままでは30年後の地球には、普通に住めなくなるかも知れない、日常的にできる地球温暖化防止対策の中で、自分にできるどんな小さなことでもいいので、続けて実行しましょう。ここに集まりの皆さんの一人一人が行動を起こすことで、さらに輪が広がり温暖化に歯止めが掛かって、子どもや孫にこの美しい地球が残してあげられるのです」と述べ講義を締めくくった。
地球温暖化防止活動推進員として、このような機会を与えていただいたことに感謝します!
平成19年5月16日(水)、時津町北部コミュニティセンターに於いて
「とぎついきいき女性セミナー」が開設された。
y.canata '07.5.17
携帯マイ箸 包み方の実演
地球温暖化についてビデオで紹介
教委 田崎課長の開講挨拶
地球温暖化について講義する伊豫田リーダー
◎ セミナーの内容
1.地球温暖化防止 地球温暖化防止対策を学ぼう(講義)
2.軽スポーツで体力UP 心も身体もリフレッシュ(実技)
3.生ごみ減量と堆肥づくり 環境と身体に優しい食物を!(講義・実習)
4.陶芸(2回) 簡単な器や小物を作ろう(実習)
5.草木染め スカーフ・ハンカチを染めてみよう
6.そば打ち体験 手打ちそばに挑戦(実習)
7.映画鑑賞 「父と暮らせば」の鑑賞
8.世界の料理 スペイン料理
*講師の都合などにより一部変更することもある
第1回セミナーの模様