カナリーホールで防災訓練


平成19年5月18日(金)、とぎつカナリーホール(山下 和俊館長)に於いて防災訓練を実施した

訓練風景


 防災訓練は土曜日の昼の自主事業公演中に地下機械室で火災が発生。付属施設の時津町民俗資料館と時津中央児童館は開館中、ホール職員、舞台担当、パート勤務者、ホールサポーターなど全員出勤中という想定で実施した。

 午前10時から実施要領を打合せ、自衛消防隊長に山下館長、スタッフを初期消火・避難誘導班、通報班、舞台班に分け、各人の役割分担を決めた。
 午前10時50分に火災警報が鳴り訓練開始。初期消火班が現場(機械室)に急行し、火災発生を確認、事務所に通報。
 【火災断定】通報班が「119番(消防署)」に電話すると同時に、イベント対応中の「ホール職員」にトランシーバーで通報。さらに、館内放送で「来館中のお客さんは職員の指示に従って避難するように」というアナウンスを行った。
 ホールで公演中に発生した火災ということで、火災発生の通報を聞いた勤務中の職員やホール担当スタッフ、サポーターは、館外のロータリー付近に設けられた本部へお客さんを誘導し、それぞれの担当毎(含む 非常持ち出し、救急班)に、無事に避難が完了したことを自衛消防隊長に報告し、実地訓練を終了した。

 反省会では連絡体制や役割・配置、避難ルート、初期消火など、不備と思われた点についての改善策が話し合われた。その結果、改善策を織り込みマニュアルとして整備することになった。

 事前に打ち合わせて行う「火災避難誘導訓練」でもいろいろと反省点(不備)が出てくるので、実際に火災が発生した場合には相当の混乱が予想される。各人が立場、持ち場で常日頃から備え、心構えておくことが大切なことであると痛感した。

     なお、この訓練には「B & G海洋センター」の澤勢センター長も立ち会われた。

自衛消防隊長(山下館長)に結果・状況報告

実施要領打合せ(事前ミーティング) 

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y.canata '07.5.18