元村1子ども会ほたるの幼虫放流

平成19年8月31日(金)、元村1子ども会(草野 ルミ 育成会会長)がほたるの幼虫を放流した。

 ほたるの幼虫は「時津町ほたる里親の会」の長岡さん(左底郷在住 里親の会会長 NPO法人 コミュニティ時津会員)が提供。長岡さんは17年間、成虫を捕獲し交尾、産卵、孵化させ1〜2cm程度の幼虫になるまで飼育して、時津町内の川に放流してきた。近年は町内4つの小学校にほたるの幼虫を提供し、子ども達に飼育させ時期が来たら一緒に放流している。

 今回は保護者を含め約25人が参加、昨年と同じ元村郷(長崎県 時津町)の井手園橋下に放流した。午前10時にスエヨシ井手園店の駐車場奥に集合し、「ほたるのおはなし」という資料を配布、ほたるの学習をした後、放流場所に向かった。

 放流場所では飼育容器の幼虫を2〜3匹づつ紙コップに移し、子ども達に持たせた。石ころで足元の悪い中、幼虫の入った紙コップを大事に抱え、世話役(「NPO法人 コミュニティ時津」会員 長岡・一番ケ瀬・田窪)の指示で自分のポジション(放流場所)を確保し、「放流よーし」の掛け声で一斉に放流した。放流後は放流した幼虫を目で追ったり、メダカを見つけたり、カワニナを獲ったりして、川の中に入る機会の少ない子ども達は、はしゃぎ回っていた。午前11時、1時間の放流タイムを終了、「ごみを捨てないようにしましょう」と約束して解散した。

 放流前にはお母さん方にもお願いして、周辺のごみ拾いをやってもらった。相変わらずビニール袋や針金、鉄片(自転車の部品など)、空缶などが散らかっていた。「ほたるはきれいな川の象徴であるので、川を汚さないようにしましょう」ということも付け加えておいた。

 参加したお母さんからは「夏休みの研究課題が増えてよかった」とか「幼虫を見て感動した」いう声も聞かれた。夏休み最終日の催しで、子どもたちの宿題の追い込みに間に合うかどうかは疑問・・・。幸いにも今年はあと2日(土・日)あるので、何とかなりそうな気もする。

       このような体験を通して環境意識が芽生え、何かの行動に繋がることを願っている!!

昨年の放流へリンク(平成18年)

長岡さん

長岡さん

放流よーし

放流前のミーティング

放流の模様

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左底地区の川遊びにリンク(平成19年)

y.canata '07.8.2