野外料理教室(デイキャンプ)

放課後子ども教室 子どもの居場所づくり実行委員会は、平成19年10月6日(土)と13日(土)の2日間、
時津町の崎野自然公園に於いて野外料理教室(デイキャンプ)を実施した。


 デイキャンプは“いただきますクッキング教室”の4教室を、2教室合同で2回に分け実施した。北部コミュニティセンター教室と総合福祉センター教室が10月6日(土)に、時津公民館教室と東部コミュニティセンター教室が10月13日(土)に実施した。いずれも好天に恵まれ子どもたちも野外の空気を腹いっぱい吸い込み、バーベキューやころがしドッジボールに興じ、初秋の一日を友だち、保護者、スタッフと一緒に楽しんだ。

 当日は諸準備のため先発隊が午前9時20分崎野自然公園着、子どもは各教室(北部コミセン、福祉センター、時津公民館、東部コミュニティセンター)に10時に集合、10時20分に崎野自然公園に向け出発した。目的地に到着後、全員ミーティング、柔軟体操を行い、スタッフの指示で火熾し体験を行い。正午から約1時間10分をバーベキューに当てた。食事後、後片付けを行い、「ころがしドッジボール」を楽しんだ。両日、やや時間のずれはあったもののほぼ同じスケジュールで実施した。

 10月6日が70人(教室の子ども32人、弟妹7人、保護者14人、スタッフ17人)、10月13日が73人(教室の子ども42人、弟妹5人、保護者9人、スタッフ17人)が参加した。合計人数は殆ど変わらないが、6日は弟妹・保護者の参加が多く、13日はやや少なかった。保護者には送迎や場所設営、バーベキューセットの後片付けなど、スタッフの手助けをしてもらったお陰で、スムーズに事が進み無事終了した。有難うございました。

 スタッフには大学生のお兄ちゃん、お姉ちゃん、NPOのおじさん、おばさんがおり、子どもたちはお兄ちゃん、お姉ちゃんに親近感を持ち、おじさん、おばさんからは可愛がられたり、叱られたりでバランスのとれた環境の中で、いろんなことを学んでいる。

 今回の子どもたちは火吹き竹やうちわで火熾しをしたり、肉、野菜、麺などを炭火で焼いたり(調理)、自分の物は自分で後片付けするなど、歓声や笑い声を発しながら楽しく一生懸命に取り組んだ。

 ころがしドッジボールでは審判の判定にクレームをつけるなど、大人の審判がたじたじする場面もあった。同点引き分けのチームは抽選(ジャンケン)で決しようとすると、延長戦をやってくれという申し出があったり、まだやりたいので他のチームに入ってやってもいいかと言ってくる子がいた。こういう一連の行動は真剣にゲームに集中している証拠で喜ばしいことである。

 帰りにどうだったかと数人の子どもに聞いたところ「楽しかった」という返事が返ってきた。ゲームはころがしドッジボールも面白かったが、ビン倒しなどもやってほしいという声も聞かれた。

 初回(6日)のスタッフ反省会では、もう少し子どもに任せてやらせてもいいのではないかとか、進行にメリハリがなかったなどの意見が出された。2回目(13日)は初回の反省点を是正した形で実施したので、及第点はもらえる出来であった。2回目の反省会では「子どもが何をやりたいか」のアンケートを取ろうとか、3年間の継続事業である「放課後子ども教室」を当実行委員会で継続してやる場合の体制の問題などが話し合われた。

初回(10月6日実施)とは配置が違う

野外料理教室の風景

y.canata '07.10.17

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北部コミュニティセンター教室と総合福祉センター教室の合同チーム(10月6日実施)

時津公民館教室と東部コミュニティセンター合同チーム(10月13日実施)