先日、6月23日(土)と30日(土)にブロッコリーの種まきを行い、今回、収穫する予定であったが、収穫には2〜3週間、時期が早すぎたため予定を変更し、同じ菜園内のサツマ芋掘りとブロッコリーの害虫駆除、かぶ及び大根の間引き作業を行った。

  今回も4つの教室を2つに分け、11月24日(土)が福祉センター教室と北部コミュニティセンター教室、12月1日(土)が時津公民館教室と東部コミュニティセンター教室の子どもを対象に実施した。

  両日とも晩秋の爽やかな好天に恵まれ、山あいにある中山菜園の新鮮な空気を腹一杯吸い込みながら、半日(午前10時〜午後1時)、芋掘りや害虫駆除、間引き作業、焚き火で焼く焼き芋づくりの体験をし、取れたての食材を使った間引き菜のサラダや芋ご飯、ブタ汁で、収穫に感謝をしながら会食をした。

  芋掘りでは芋づるについた虫や土の中から出てくる幼虫に悲鳴を上げたり、歓声をを上げたりしながら芋の姿が見えると、あちらからこちらから手を伸ばし、回りの土を掻き分け芋を掘りあげていた。
  害虫駆除では2〜3mm程度の虫やもっと小さい卵を見つけはするものの、恐さ半分、処理の仕方が分からずにスタッフの手を借りる子もいた。
  間引き作業では「3〜5cm間隔になるように、密集した苗を抜いてください」という説明を聞きチャレンジするものの、本当に抜いていいのかどうか躊躇する子がいて、スタッフにうながされ恐る恐る抜き始めた。また、地中から固まって出ている複数の苗が、どこでかぶ別れしているのかが分からなかったようだ。
  焼き芋は、最近見られなくなった焚き火を囲み、アルミホイルに包んだ芋を各人が炭火の中に入れ(入れたというよりも火が恐くて放り込んだと言った方が適切?)、スタッフが火の番をして焼き上げた。

  今回の体験教室の中で、野菜や虫を直に触ったり、確認したり、作物の育て方や害虫駆除、または地元で獲れた新鮮な旬の野菜を食べることの大切さを学んだ。その他、スタッフからは地産地消や地球温暖化の話しもあって、子どもたちはいろんなことを学び体験した。

 ここまでくるまでに、当法人会員の4人の菜園主(青山・久松・宮崎・鳥巣)が代わる代わる毎日のように来て、畑を耕したり草むしりをしたり、水やりをするなどの世話をしてくれたお陰で、意義のある楽しい体験教室が開けた。特に、子どもたちが種まきをしたブロッコリーは害虫にやられたため、対策を考えやり直すなど涙ぐましい努力もあったようだ。なお、この菜園は家庭の生ごみを堆肥化し、農薬を使わずに元気野菜づくりをしている。

y.canata '07.12.2

野菜づくり教室関係の記事はブログでも紹介しています。ブログもご覧ください。

サツマ芋掘り

焼き芋

害虫駆除と間引き作業

ミーティング

サツマ芋掘り

焼き芋

害虫駆除と間引き作業

焼き芋をかざして見せる

害虫駆除と間引き作業

サツマ芋を手にポーズをとる

サツマ芋掘り

時津公民館・東部コミセン教室

福祉センター・北部コミセン教室

放課後子ども教室 野菜づくり体験 収穫と会食

放課後子ども教室 “いただきますクッキング教室”(実行委員会代表 青山 泰)は、
子々川郷(長崎県 時津町)の中山菜園に於いて、野菜づくりの一環として収穫体験教室を開いた。

野菜づくり体験教室の概要

参加者数

参加者区分 福祉センター・北部コミセン教室 時津公民館・東部コミセン教室 備考
子ども 30人 47人
保護者(弟妹) 6人(2人) 0人 弟妹の2人は小3年生未満
スタッフ(見学) 14人 14人(2人) 見学はボランティア体験者
50人(2人) 63人(2人)

ホーム

野菜づくり種まきにリンク

とれたての食材で会食

とれたての食材で会食

体験教室スナップ写真