とぎつカナリーホール 火災訓練

平成19年12月18日(火)、とぎつカナリーホールに於いて、自主講演 来館者数400人、
開場後の開演前に館内機械室から出火したという想定で、火災訓練を実施した。

 午前9時からミーティングを行い、山下和俊館長を消防隊長として、通報班、現場確認と初期消火班、避難誘導班、駐車場誘導班などを決め、それぞれの行動確認を行った。

 長崎北消防署の三村 隆弘氏と小杉 広樹氏の立会いの下で、午前10時火災発生の通報、初期消火、本部設置、避難誘導などが整然と行われた。

 訓練後の講評で三村氏は、役割分担がはっきりしていて皆さんの動きがよかった。本部を設置し持ち出しなどもよかった。先ずは避難させることであるが、今日のところは問題なかった。いろんな方がたくさんいるときにどうするかを検討しておく必要がある。情報は一元的に集約し通報、指示するように。館内放送はエンドレスで流すように、自動的に流せるような設備になっているはず。いざというときにはあわてて訓練通りにはいかないので、冷静に行動するようにというような内容の話をされた。

 10時30分頃から応急手当の実演と体験が行われた。被災者に対する意識の有無の確認方法や息をしていない場合の息の吹き込み方、心臓マッサージのやり方、AED(自動体外式除細動器 電気ショック)の使用方法について消防署の方が実演後、ホールのスタッフが2〜3人組になって、一連の応急手当の方法を体験した。

 心臓マッサージの際の手の位置や角度、体重の乗せ方、くり返しのテンポやAEDを使用する際には金属製のものを身に付けていないか、汗や水でぬれていないかを確認後に行うなど、懇切丁寧に指導を受けた。
 特に、回りの人に明確な指示を出すことや応急手当を行う手順などの体験が、今後、このような場面に遭遇したときに役に立ちそうだ。

応急手当体験

事前ミーティング

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y.canata '07.12.21