きれいになったウォーターフロントで遊び、憩う住民

時津港(ウォーターフロント)周辺のごみ拾い

平成20年3月15日(土)、NPO法人 コミュニティ時津の呼び掛けで
時津港(ウォ-ターフロント)周辺のごみ拾いを行った。

 前日朝から雨がぱらつき心配された天気も、快晴で北風がほほをなでる程度の心地よい環境の下で実施することができた。しかも干潮の時間帯で、海岸のごみ回収作業にはもってこいの条件であった。

 「広報とぎつ」や「チラシ」、「インターネット」、「所属する企業・団体」、「知人からの誘い」で知ったという人たち約100人が参加。午前9時から11時まで、陸上から漂着ゴミの回収、海上から浮遊ごみの回収を行い、軽トラック6台分1,520kgのごみを時津町クリーンセンターに運び処理した(昨年は750kg)。今年の方がゴミの量が多かったのか、または参加者が多かったせいか約2倍のごみを回収処分したことになった。

 親子連れで参加した人や障害のある人、小・中・大学生、高齢者、時津町に拠点を置く企業・団体の人など幅広い分野、年令層の人たちにご参加いただいた。

 今年は某住宅メーカーや時津港を練習場にしている長崎大学男子及び女子漕艇部からの参加も多かった。また、練習中の時津中学校の陸上部の生徒の飛び入り参加もあるなど、多くの人に参加いただいた。

 当法人が呼び掛けて行う時津港(ウォーターフロント)周辺のごみ拾いも、今年で4回目、年々広がりを見せている。一方、拾っても拾っても減らないポイ捨てごみを「どがんかせんばいかん」と思っているが、特効薬がないのが現実である。しかしながら(ボランティアの)ごみ拾いに参加することによって、ポイ捨てをしたらいけないとか、資源ごみをリサイクルに回すことや処分量を減らすことの大切さを感じ、一人一人の環境意識が高まることを期待している。

 ちなみに小生の家族は中学陸上部の孫を入れて三世代の参加となった。遅々として進まない我が家の環境意識高揚教育も?、今回はそれぞれが自発的に参加してくれたところを見ると、そろそろ効果が出始めたのかなと喜んでいる。

 当法人婦人部の皆さんの発案で始まった作業終了後の「ねぎらい」は、無償提供を受けた「山の幸」や「海の幸」の入ったうどんとおにぎり、中山健康菜園(当法人会員の生ごみ堆肥化菜園)で採れた大根の漬けものなどを振る舞った。参加者は思いもかけない「うどんとおにぎり」を食べながら歓談した後、正午過ぎに流れ解散した。

 ごみ拾い終了後の午後、ウォーターフロント公園の遊歩道を歩くと、幼稚園(保育園)児ぐらいの子ども連れのおじいちゃん、おばあちゃんや家族連れのお父さんやお母さんが、海辺で腰を下ろしたり海に手足を浸けたりして、気持ちよさそうに遊んでいた。ここが住民の皆さんの生活に定着し愛され、憩いの場になっているんだなと改めて感じ、いつまでもこの(清掃後の)状態であって欲しいと思った。
関連記事 ブログ

ホーム

y.canata '08.3.17

船から軽トラへ

呼び掛け団体:NPO法人 コミュニティ時津

協力団体(順不同):大村湾漁協・商工会・商工会女性部・浦郷自治会・浦郷商店街
             十八銀行時津支店・親和銀行時津支店・三菱電機ボランティアグループ
             環境を考える会・その他地域住民・団体 

おもてなしメニュー

テレビ局のインタビュー
を受ける大学生

おもてなし

陸上からの回収品

ごみ拾い風景

時中陸上部 飛び入り参加

このような回収品も

海上班の出陣

実施要領説明

ごみ拾い風景