平成20年4月29日(火・祝)、平成20年度の“ふるさと散歩”が開催された(長崎県 時津町)。
時津町の“ふるさと散歩”は、町内の名所・史跡を巡り、古きを知り、郷土を愛する心を育み、後世に伝えてゆこうという思いで、時津町教育委員会が主催、時津町史談会の共催で開催している。
時津町民俗資料館が、町内の久留里郷からとぎつカナリーホールに移されてから(同時開館)、開館年を除き毎年、散歩コースを変え実施してきた。第6回目の今回は、桜の花が散った後の新緑がまばゆい「29日みどりの日」に開催された。にょきにょきと伸びてきた竹の子、つつじや野草の花を愛でながら、森林浴を楽しんで約では6.5kmのコースを歩いた。歩きながら初対面の人とも会話し、和やかな雰囲気の中で交流、散歩ができた。
参加者は34人(男性7人、女性27人)、年令は22歳〜74歳、60歳以上が27人(内 70歳以上6人)、2班に分かれ、1班が午前9時45分に民俗資料館をスタートした。社会教育課やとぎつカナリーホールの職員(9人)が、案内役と安全確保及び気分の悪くなった人の救護のために同行した。また、コースの要所には史談会の皆さんが待機し、分かり易い解説をしてくれた。
スタートして間もなく気分の悪くなった70歳代の1人を除き全員が完歩。終点の民俗資料館では「ふるさと名人証」が参加者に手渡された。最後に山口
明利 新カナリーホール館長が「時津町内には数多くの名所・史跡がある。今回、新しい発見をされた方もいたでしょう、機会があったらお孫さんを連れて同じコースを回ってみたら如何でしょうか。また、ここには音楽などの練習室を備えた素晴らしい多目的ホールもあるので、利用してください」とあいさつをし締めくくった。午後3時にはすべての行事を終り解散した。
民俗資料館(とぎつカナリーホール内)⇒ 五輪塔⇒ 大原野神社・摩利支天⇒ 薬師寺様⇒ 隠れ岩⇒
9:45発 10:00発 10:50発 11:07発 11:42発
左底公民館(昼食)⇒ 左底の塩田(古浜)⇒ 塩釜大明神⇒ 日本26聖人上陸の地⇒ 恵比須様⇒
12:40発 12:57発 13:20発
北泊稲荷大明神⇒ 民俗資料館(ふるさと名人証授与式))⇒ 解散
13:45発 15:00
散歩コース
大原野神社
出発前の説明
民俗資料館で受付
隠れ岩観音
薬師寺様前で説明を聞く
薬師寺様入口
日本26聖人上陸の地
摩利支天へ向かう
山口館長からふるさと名人証を受ける
y.canata '08.4.28
過去のふるさと散歩へリンク
民俗資料館に於いて終了式
北泊稲荷大明神
日本26聖人上陸の地
と恵比須様
塩釜大明神
昼食後左底公民館出発
隠れ岩観音
薬師寺様
摩利支天
五輪塔
大野原神社から左底方面へ下る