フリーマーケット 「時津どっと混む」

平成20年5月11日(日)、西そのぎ商工会(旧時津町商工会)は時津ウォーターフロント公園で、
フリーマーケット「時津どっと混む」を開催した。

ホール

 フリーマーケット(古物市、蚤の市)には、各家庭で眠っていた洋服や雑貨、陶器、ぬいぐるみ、おもちゃなど、何でもありで約200店が出店した。

 朝10時の開店早々から、フリーマーケットのために予定していた駐車場が、満杯になるほど大勢の人が詰めかけ、午後4時の閉店まで賑わいを見せた。

 可なりはげしい雨が降った前日の空模様とは打って変わって、薫風かおる5月の陽気に誘われ、思わず外出した感じの家族連れも多かったようだ。

 公園の中央部に約200店舗分(出店料 1枠2,000円)のスペースを確保、周囲にはお好み焼きやたこ焼き、焼きそばなどの食べ物屋さんが、また、子ども向けにヨーヨー釣りや射的などのゲームコーナーも設けられた。

 来場したお客さんは、お目当ての商品を見つけると、新品同様でも安値が付いているせいもあって、迷わず買い込んでいた。昼時になると「腹が減っては戦ができぬ」と食べ物屋さんの前には、長蛇の列ができた。

 家に眠らせていたり、捨てるのは「もったいない」。フリーマーケットに出してリユース(再使用)してもらおうという思いで、参加・出店しておられる方が、殆どではなかったろうか。

 昔から日本には姉から妹へ、兄から弟へ、または近所の子供へ譲る、「お下がり」といういい習慣があったが、いつの間にか大量生産、大量消費、大量廃棄型社会になったために、温室効果ガス(CO2)を大量に排出し、地球温暖化という大きなツケが回ってきた。

 主催団体の意図は別なところにあるのかも知れないが、このようなフリーマーケットを通じて、「もったいない」リユース(再使用)しようという意識の盛り上がりがあれば、地球温暖化防止の大きな原動力になるであろう。時津町 ウォーターフロント発の地球温暖化防止活動(フリーマーケット)が、ますます盛んになることを期待している。

お子様向けにヨーヨーや射的のお店

食べ物屋さんの前では、11時頃から行列ができ始めた

会場では家庭に眠っていたものが、こんなにもあるのかと思うぐらい、ありとあらゆるものが展示販売された

疲れを癒す憩いの場と来場者や出店者向けに準備されたブース

自然食(無農薬)のお店も

早朝から混雑するウォーターフロント公園

y.canata '08.5.13