昨年度、長崎県地球温暖化防止活動推進員 西彼地区連絡会議のチームとして行った出前講座(勉強会)は下表の通りです。いろいろと勉強中ではありますが、ご依頼があればどこにでも出掛けて行く積りです。原則無料講座ですので、お心遣いは不要です。お気軽に声を掛けてください。 

平成19年度 出前講座リスト


 平成20年7月12日(土)、長崎県時津町左底郷料理教室(蒲谷 敦子部長 43人)からの要請で、地球温暖化の勉強会に講師として参加した。
 勉強会には約30人が参加、長崎県地球温暖化防止活動推進員の伊豫田 和代と田窪 幸男が対応した。

 午前10時から11時30分まで、伊豫田氏が「地球温暖化防止で私たちにできること」という演題で講演後、NHKの「ためしてがってん」の「電気機器から排出されるCO2(炭酸ガス)の量」が分かるビデオを放映した。
 次いで田窪氏が、長崎県の地球温暖化防止の取り組み事例の紹介で、エコシートの実施要領の説明と省エネコンテストへの参加をが呼び掛けた。最後に質疑応答とアンケートに答えてもらい閉会した。

 質問には「待機電力のカットで元から抜くと機器の設定が狂うのではないか」とか「インターネットではメーカーがモデムの常時ON(接続)を奨めるので、PCの電源も抜けないでいる」「新築の家で、室内スイッチに青色のパイロットランプが点灯するようになっているが、電力を食っているのではないか」などがあった。
 これに対しては常時接続の必要なものとそうでないものを、エコタップで使い分けたらどうかという話やコンセントから抜くと再使用時に時間設定の手間が、また、自動設定の場合でも待ち時間が発生するので、これが煩わしかったら少なくとも長期間使わないときには元から抜くようにしたらという話をした。
 青色ランプについては消費電力“0”ということにはならないが、蛍光灯よりも電気を消費しないLEDを使っていると思うので、それほど気にすることはないでしょうと答えたところ、質問者から集合操作盤(漏電ブレーカー?)のスイッチに名盤があって、どこの部屋か分かるようになっているので、それを切るようにしているという答えが返ってきた。しかも手の届くところにあるということであった。そうであればそれに超したことはないですねと答えたが、小生の認識不足か?最近では一般家庭でも集合操作盤があるようだ。

 アンケートでは地球温暖化について知っていたか?という問に対して、よく知っていたという人が殆どであった、これも連日流された洞爺湖サミットに関する新聞、テレビ報道の効果ではなかろうか。
 「身近で(自分に)できる地球温暖化防止」の話は参考になったか?という問に対しては、全員が参考になったと答え、この勉強会をやった意義があったものと思う。

 この料理教室では毎回、30分程度勉強会をやって料理に掛っているそうで、今回は特別に1時間半の時間を地球温暖化の話に割き、メンバーの数人が勉強会を離れ料理を作ったという蒲谷部長さんの話があった。
 最後の会食では我々も料理をご馳走になり美味しかった。ちなみに、今日の献立は、1.炊き込みごはん 2.ジャコキャベツ 3.梅が枝もち であった。当法人も協働事業で、放課後子ども教室“いただきますクッキング教室”を開催しており、大人の料理教室の一端を興味深く見させていただいた。

 今回の勉強会から環境カウンセラー協会(推進センター)のプロジェクターを借りることができるようになった。講演会や勉強会での地球温暖化防止の啓発活動を活性化させて行きたい。
 

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y.canata '08.7.12

地球温暖化の勉強会 時津町左底郷 料理教室