元村1子ども会 餅つき大会
餅つき大会風景

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y.canata '08.12.22

 元村1子ども会(長崎県 時津町)は平成20年12月14日(日)、元村1公民館で餅つき大会を開催した。

 餅つき大会には小学生の子どもや兄弟、保護者の他に、時津小学校の相川校長先生、老人会、自治会の役員さんなど、約150人が参加して行われた。

 保護者の方が早朝から臼(うす)や杵(きね)を準備したり、もち米をせいろで蒸したり、あんこを準備するなどの下準備を行い、午前10時から餅つきが始まった。

 餅つきはお父さんやお母さんが指導し、集まった全員に順番に杵を持たせ餅つき体験させた。ある程度、搗(つ)きあがったところで、一部の子どもたちは公民館の中で餅を丸めをはじめた。あんこ入りの餅やあんこを入れない餅など、お母さん方の指導を受けながらも、なかなか上手く丸められない子もいたが、自分で丸めた餅をその場で、きな粉にまぶしたり、そのまま食べたりして、美味しそうに食べていた。屋内では餅丸め、屋外では餅つきが平行して行われた。腹ごしらえの終った子どもは餅つきに再挑戦するなど、何度も餅つきを楽しんだ。

 急遽、駆けつけてくれた時津小学校の相川校長先生も「いい催しをしていただいて」といいながら、子どもと一緒に餅をつくなどして、餅つき大会を盛り上げた。子どもは喜び、保護者は感謝!

 準備した36Kg(約2斗4升)のもち米を蒸かして搗き、丸めて食べて餅つき大会を終了した。以前は年末の風物詩であった何家族かが集まって行う餅つき風景も影をひそめ、日本の伝統文化の一つが失われようとしている時に、このような催しが行われることは、意義のある喜ばしいことである。 

まんべんなく搗けるように、時には混ぜて!
お父さんが手本を示す
蒸し上がりをこねる
さぁー呼吸を合わせてペッタンコ
杵(きね)より小さい子も参戦
時津小学校 相川校長先生と餅を搗く