とぎつカナリーホール防災訓練

 平成20年12月17日(水)、とぎつカナリーホールで自主事業時(ホールでイベント中)に出演者控え室から火災発生したという想定で火災訓練が行われた。

 自衛消防隊長に山口とぎつカナリーホール館長が務め、ホールスタッフは通報班、確認・初期消火班、避難誘導班、救助班と役割分担を決めて実施した。なお、この火災訓練には長崎市北消防署 予防指導課 指導係長 消防司令の北村 正氏と同消防司令補の中村 淳二氏が立会い貴重な助言やご指導をいただいた。

 火災報知器が鳴動、自衛消防隊長の山口館長から発報元確認の指示が出て、火災発生を確認、初期消火、通報、館内放送・避難指示・本部設営、避難誘導、負傷者救助、自衛消防隊長に避難完了を報告して訓練を終了した。予定していた訓練終了後に、消防署の中村氏より消化ホースの取り扱い説明があって、参加者全員が交替で放水体験し、水切りホース収納までを行った。


 最後の講評で消防署の北村氏から「しっかりしたマニュアルもあって皆さんの動きもよかった。実際の火災の時には訓練通りには行かないので、落ち着いて行動すること」「火災が発生したら消火・通報・避難の三原則を念頭に行動すること」「とぎつカナリーホールや長崎市のブリックホールには最高の防火設備がある。最高の防火設備があるということは、法的には最高に危ない部類に入るホールであるという認識を持つこと」「最近の火災は上部階の人が煙でやられることが多い、人が居ないことを確認したら、各所にある防火扉を閉めること」などの話があった。また、【火災断定】ボタンを押した場合の自動館内放送の説明や通報先の表示間違い(消防署でなく警備会社が正)の指摘があった。

 備えあれば憂いなし! あってはならないことであるが、もしもの時には落ち着いて行動しよう!

訓練風景

放水体験

消化ホースの取り扱いの説明

1FLホワイエ消火栓前で説明を受ける 

講評 北消防署 北村氏(右) 中村氏(左)

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y.canata '08.12.23

ホース収納

消火栓の説明

発報元確認

設備確認

館内放送