y.canata '09.2.19

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森いくぞう会代表 白石氏の活動報告

議事進行

『2009 いさはや 森林(もり)づくり談義』

 平成21年2月17日(火)の午後1時30分から4時まで、諫早アエルまちづくり生涯学習室で、諫早地区地球温暖化防止活動推進員会(事務局 中野氏)主催の『2009 いさはや 森林(もり)づくりミニ談義』が開催された。

 コーディネーターに長崎ウエスレヤン大学教授の佐藤 快信先生を迎え、森林関係団体や自然保護団体、地球温暖化防止活動推進員などが活動報告(下記の7団体)を行った。約40人が参加し森林(もり)づくりに関する理解を深め、ネットワークづくりの大切さが確認された。

 ボランティアで間伐作業を行っている団体などから「間伐作業など殆どの作業が足場の悪いところの作業で、安全には細心の注意を払っている」「間伐材の搬出のための道づくりからやらねばならない」「伐採・搬出作業は危険を伴う危険な作業であり、人海戦術で儲かっていた時期もあるが、現状は厳しい」「100年の森づくりと言われるぐらいで、長期的な展望に立った森づくりが求められている」「間伐すると隣接していた木の生長が促進され、間伐で吸収量が減った分よりも二酸化炭素の吸収量は多くなる」などの報告があった。

 西彼地区の地球温暖化防止活動推進員は3人が参加し伊豫田氏が、推進員としての活動報告やなぜ温暖化防止に取り組まなければならないか、また、二酸化炭素を吸収し酸素を供給する森林の大切さやわたしたちが身近にできる温暖化防止について話をした。

 意見交換会では参加者から「子どもたちに伐採の現場を見せることで興味を持ってもらうとか、森林浴の楽しみを味あわせたらどうか」また、どこに言ったらいいのかが分からないので、ここで言わせてもらうがと前置きして「自分の子どもの通学区域内の小学校の建て替え計画があると聞いた。鉄筋の校舎を止めて、健康にも良い木造校舎にしたらどうか」などの意見もだされた。小学校の建て替えの件については、居合わせた行政の職員の方が「あらゆる場所で提案してもらいたい、住民の声が大きくなるとそのような方向で検討が進められる」と答えておられた。

 ※ 活動報告団体
・森いくぞう会 ・ながさき森林(もり)のクラブ ・久山生産森林組合 ・南部森林組合 ・高来町山林協議会 ・長崎県地球温暖化防止活動推進員(西彼地区) ・諫早自然保護協会 

地球温暖化防止活動推進員(西彼地区) 伊豫田氏の活動報告

主催者挨拶 地球温暖化防止活動推進員 中野氏