　平成21年5月3日（日・祝）、とぎつカナリーホールで「第5回長崎トロンボーンフェスティバル」（実行委員会代表松永憲二）が開催された。

　とぎつカナリーホールを全館借り切り、初級・中級・上級・ジャズのクラス別に分かれたグループレッスンや20009年度吹奏楽コンクールの課題曲クリニック、受講生によるロビーコンサート、楽器の展示・販売会。ホールでは特別ゲストに九州交響楽団トロンボーン奏者の山下秀樹さんを迎え、第1部はソロ＆アンサンブルを、第2部ではゲスト演奏＆全員合奏が行われた。全員合奏では76人（本）のトロンボーン奏者が、ステージに上がりゲストの山下秀樹さんと合奏した。
　長崎にもこんなに多くのトロンボーン愛好者がいるんだと認識を新たにしたし、ステージが狭すぎる感じがした大合奏は圧巻であった。ピアノを習い始めて3年目の孫の好きな楽器がトロンボーンということだったので、孫を連れての鑑賞であったが、孫の目にどう写ったか「面白かった」とは言っていたが、自分もトロンボーン奏者になってステージに立ちたいと思ったかどうかは確認できてない。

　実行委員会代表の松永憲二さんは、「フェスティバルを通して人の輪が広がり、トロンボーンの魅力や可能性を伝えていくことができるようよう努力を重ねてまいりたい」と述べ、司会者からは来年のこの日（3日）も、とぎつカナリーホールでフェスティバルを開催する旨の報告があった。