平成21年度接遇研修会 時津町教育振興公社

平成21年8月3日(月)、時津町役場第2庁舎4階大会議室で、
時津町教育振興公社(河野 知周理事長)の接遇研修会が開催された。


 研修会には時津町教育振興公社職員、臨時職員、嘱託員、非常勤職員など約60人が参加。人材育成コンサルタントの嶋崎 慈子先生から接遇マナーの研修を受けた。
 嶋崎先生は「時津町教育振興公社はこれまでに8回の研修会を実施している。今回は原点に戻り基本的な話をしましょう」と述べ、「人としてのマナーとビジネスマナーの違いは利益がからむか否かにある。ビジネスマナーは業務知識と理解させる技術がないとダメ」「伝達者の意図、相手を理解しようとする心があって、はじめていい関係でのコミュニケーションができる」「聞いた聞かないは、相手が悪いのではなく自分の伝え方が悪かったとあやまる。分かるように伝えることが大切」などと説き、基本的マナーでは、「笑顔はマナーではなく湧き出てくるもの、相手のどこを見て話すか、相手に聞き取りのためのエネルギーを使わせないように、専門用語を使わず聞き取りやすく、分かりやすく話す。誰でもできることであるが、慣れてしまわないこと、最初の緊張感を持って接遇に心掛ける」と話された。また、参加者同士を対面させ、背筋の伸ばし方やお辞儀の仕方などについても実習させた。最後に質疑応答の時間を設け、午前10時に始まった研修会は正午に終了した。
 毎年受けている接遇研修であるが、毎回、違った意味で得るべきものがあって参考になっている。明日から新たな気持ちで、思いやりのある接遇を心掛けよう。

y.canata '09.8.6

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講演する嶋崎先生

教育振興公社 河野理事長のあいさつ