掲示物の前で伊豫田さんの説明を聞く

'09.9.19 canata

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地球温暖化防止 「出前講座」 長与町 「高田越お元気サロン」

 平成21年9月16日(水)、長与町(長崎県)の高田越公民館で「高田越お元気サロン」(甲斐順子代表)の皆さんに、地球温暖化防止「私たちにできること」という演題で講演(勉強会)を行った。当法人から伊豫田、伊藤、伊東、田窪が参加。準備から講演、後片付けまで、それぞれ役割りを決め進めた。

 「高田越お元気サロン」は、長与町の介護保健からの補助金をもらい、老化防止(認知症や寝たきりなどの予防)を目的に、65才以上の25人のメンバーが月に1回集まり、前半の1時間を勉強会などに当て、残りの1時間を指先を使った手芸や裁縫、おしゃべり、健康体操などで楽しんでいる。また、長与町検定の本を購入し長与町の勉強をするなど頭を使うこともしている。気のせいか皆さん若々しかった。

 地球温暖化防止の講演は、ほぼ予定とおりに終了した。参加者からは「孫や子どものためにできることから始めることにする」「財界の人から温暖化防止について足を引っ張るような発言があって残念」「このように地道に啓発活動をやっている人がいるとは知らなかった」「外国に行くと日本みたいに明るくない、温暖化防止のためだろうか」というような声が聞かれた。
 今回参加された世代の方々は、小生と同年代の人で子ども時代を、戦中、戦後の物不足の時代に育ち、正に「勿体ない」の生活をしてきた人たちなので、節電・節水の話もすんなりと受け入れられたのではないだろうか? しかし、「嫁に聞かせたい」という話は聞こえてこなかった(^_-)-☆。核家族化が進み同居家族が少ないのかもしれない?

 推進センターのアンケートでは、1人を除いて地球温暖化防止の話を聞いたのは初めてという人たちだった。また、機会があったら地球温暖化の話を聞きたいという人が多かった。このことからまだまだ啓発活動が足りないなと感じた。
 地球温暖化防止 西彼地区(時津・長与)連絡会議でも、依頼を受けての「出前講座」ではなくて、もっと宣伝し、こちらから積極的に呼びかけ、出掛けて行こうと申し合わせている。

 当日のプログラムは次のとおり。
プログラム
開会あいさつ(主催者)   1分
1. 長崎県地球温暖化防止活動推進員紹介(人数・役割など)   3分
2. 講演(伊豫田)
・「地球温暖化はどうして起きるか」
・家庭の電気機器から排出されるCO2 ビデオ放映(7分)
・私たちにできること(一石二鳥のエコライフ)
 35分
3. 長崎県の取り組み(田窪)
・省エネコンテスト・検針票(電気量のお知らせ)の見方
・エコシート(白熱球一掃キャンペーン・省エネ家電編)
 15分
4. 質問   5分
閉会挨拶(主催者)   1分
エコタップの使用を勧める伊豫田さん
掲示物 地球温暖化防止の取り組み
熱心に話を聞く参加者