　平成21年10月4日（日）、とぎつ海と緑の運動公園（時津町日並郷第8工区）で、時津町民体育祭が開催された。

　午前8時45分から開会式、9時20分から小学生女子リレーを皮切りに、輪投げ競争や玉入れ、ムカデ競争、なわとび、チーム対抗リレーなど盛りたくさんの競技を終え、豪華賞品の当たるお楽しみ抽選会、閉会式と進み、午後3時半に解散した。

　一昨日（2日）、可なり強い雨が降ったが、前日から天気も回復し、スポーツの秋を絵に描いたような日本晴れの好天気に恵まれた。

　体育祭には時津町内の10地区から18チームが参加し、子どもからお年寄りまでが地域の期待に応えグラウンドいっぱいに躍動した。優勝は日並A、準優勝は久留里、第3位は子々川。以下、下の順位表とおり。
　成績はともかく観客、選手を合わせ約5,000人が一体となって盛り上がった。舞台裏には打ち上げのご案内があり、番外編も大いに盛り上がったことであろう。

　午前中の最後に、郷土芸能西時津の「志賀団七」が披露された。総勢120人（子ども46人、大人74人）の演技に、場内から惜しみない拍手が送られた。西時津町は新興住宅街で、「今回は昔から居る人に加え、新しく入ってきた若い人たちの参加があって、体育祭への参加が実現した」と保存会の会長さんは語っていた。可愛らしい子どもたちの踊りと、いかつい格好で刀を持った男1人、なぎなた役とくさりがま役の2人のあでやかな女性、3人1組の演技も注目を集めた。
　仇討ちの場面を表したのが「志賀団七」という踊りで、雨乞いや祝い事に使われ、地区の運動会や役場の落成式、長崎旅博覧会にも出演したそうだ。