平成21年10月10日(土)、当法人の呼び掛けで行った時津川(長崎県 時津町)のごみ拾いに、流域住民や町内在住企業・団体の十八銀行、ケンコーホーム、役場職員、大村湾漁協、商工会の皆さんなど、約60人にご参加いただいた。浦郷の秋まつり準備や親和銀行のシステム変更などの日程と重なり、時津川ほぼ全長に亘ってのごみ拾いができるか心配していたが、多くの人にご参加いただき予定とおり実施することができた。
今回も全長2.7キロメートルのうちのほぼ全長に当たる、約2キロメートルの範囲を、A班(元村1・ケンコーホーム)・B班(元村2・十八銀行)・C班(浦郷・その他地区及び企業団体)の3班に分けて実施した。
午前8時20分、時津公民館横の空地に集合、8時半から全体ミーティングを実施。ミーティング終了後、各班の拠点(A班:旧スエヨシ駐車場・B班:水道橋高石自動車前・C班:時津公民館横)まで移動。班別ミーティングを実施し、午前9時ごろからごみを拾い始めた。10時半にごみ拾いを止め、軽トラ3台と2トン車1台
計4台でごみを回収し、日並郷のクリーンセンターまで運んだ。ごみの量は550キログラム。ちなみに、昨年は440キログラム、一昨年が700キログラムのごみを回収処理した。
今年の回収品の中には、お馴染みのレジ袋や食品トレー、ジュース・ビール缶、ペットボトル、発泡スチロールの類の他に、自転車やパイプ、鉄筋、トタン板、車のバンパーなどの重量物もあった。
数年前に比べると川の水もきれいになり、サワガニや小魚、カワニナなどが目に付くようになった。一方で、先日、町内のある企業の排水が問題になったが、今日も旧スエヨシ駐車場奥の川(上流の方)に、乳白色の水溶液がよどんでいるのが見えた。これが何なのか、どこからの排水なのか特定することはできなかったが、まだまだ環境保全・美化の啓発活動が必要なようだ。
参加者から「長い間、時津に居て川に入ったのは初めて。それにしても上からは見えないごみが、いっぱいありますね」という声も聞かれた。このように現状を体感していただくことも大切なことだと感じた。
皆さんお疲れさまでした。貴重な休日のボランティア活動有り難うございました。