　平成22年2月10日（日）、とぎつカナリーホールで、平成22年の長崎県　時津町の成人式が執り行われた。今年は平成元年4月から平成2年4月1日までに生まれた人が対象で、時津町では326人（男137人女189人）が大人の仲間入りをした。

　午後0時30分の受付開始時間ごろは、やや薄曇で暑くもなし寒くもなしの天気で、和服姿の女性にとっては丁度よい天気ではなかったろうか？

　1時15分から郷土芸能“なづみ太鼓”と時津東小学校合唱部による町内小中学校（６校）及び青雲学園の校歌をメドレーで披露した。１時45分から成人証書授与や記念品贈呈、町長式辞、来賓祝辞、成人者代表謝辞、交通安全宣誓などを行った。式典終了後、舞台上で記念撮影を行い、2時20分に終了し散会した。

　平瀬町長は、「皆さんは無限の可能性を秘めている。今年は選挙の年、社会の一員として国づくりにも参画、希望を持って行動してほしい。時津長は安心・安全な町づくりに取り組んでいる。町内には町づくりのために活動しているグループがたくさんある。既に、活動している人もいると思うが、これらのグループに参加するなどして活動してほしい。皆さんの行動力に期待する」と述べた。

　今年もまた荒れた会場があったという報道があっている。時津町の成人式は平穏に、且つ、整然と行われ、成人式に立ち会った者としても気持ちのいい成人式であった。会場は華やかな振り袖姿の女性や清楚なスーツ姿の男性で溢れ、あちらこちらで固まりができて、写真撮影をする人や歓談する人でにぎわった。地元の中学校を卒業して以来、初めて会う人との旧交も温められたことであろう。

　今年から平成生まれの成人が誕生する。20年前、時の小渕官房長官から「年号を平成とする」という発表があったのが、昨日のように思い出される。昭和は遠くなりつつある。