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暮らしのアドバイザー(相談員)養成研修会

 7月31日(土)と8月1日(日)の各半日、長崎駅前 県営バスターミナル交通会館3F 駅前いきいき広場で、「暮らしのアドバイザー(相談員)養成研修会」が開催された。この研修会では本年度から環境省が行う「暮らしのアドバイザー事業」の長崎県版の趣旨説明や実施要領、電気やガスの基礎知識、相談の手順などの説明があった。

 人々の環境意識は年々向上しているものの、家庭部門のCO2の排出量は、90年比で約4割増えており、従来型の啓発活動だけでは限界と指摘されていた。環境省は、一歩踏み込んだ対策として、CO2削減につながる「現実的な行動の実践」を推進するために、「暮らしのアドバイザー事業」を全国に展開することにした。
 つまり、“つもりエコ”からの脱却。各家庭の事情にあった「本当にCO2削減が望める」取り組みに目を向ける。「どこから」「どれだけ」CO2が出ているのかを把握し「削減効果の大きい部分を」を狙い撃ち。一般家庭に対して省エネ行動を実践するための、相談活動を実践する。

 県から委託を受けた長崎県地球温暖化防止活動推進センターが主催した研修会には、長崎県内各地の地球温暖化防止活動推進員15人が参加し、第1日目は午後1時から5時まで、第2日目は午前9時から12時まで計7時間の研修授業を受けた。推進センターからは松本 敏子事務局長他3人(島田・川上・上田の各スタッフ)が、講師、推進役を務めた。また、九州電力株式会社と西部ガス株式会社の講師(各2人)から「電気の基礎と省エネ」(90分)「ガスの基礎と省エネ」(60分)についての講義があった。

 2日目の最後に「ふりかえりテスト」と称し、理解度を見るテストがあった。結果、全員が基準点以上で合格という評価であった。理解度不足と判定されれば、フォローアップ教育を受けなければならないところであったが、皆さん基準点をクリアーできてよかった。但し、来年3月までのスケジュールが決まっており、相談員としての活動が始まる。個人的には、またまた大変なものを抱え込んでしまったと思っている。

 平成22年10月1日、2日、長崎駅前「いきいき広場」3階12号室で、第2回暮らしのアドバイザー(相談員)養成研修会が開催された。この研修会の指導スタッフとして長崎地球温暖化防止活動推進センターから松本 敏子事務局長と島田・上田両スタッフの計3名と、シンクながさきから荒木智佳子・松本両研究員が参加。研修を受ける側の長崎県暮らしのアドバイザー(相談員)は13人が参加した。
 シンクながさきのもう一つの目的は、県内で環境問題に取り組む人たちの活動状況や周辺調査と現場の生の状況を見聞きするための参加であった。

 今回の研修会は、第1回研修会で相談員から出された意見、要望を織り込んだ相談員マニュアルやライフスタイル調査票などのチェックと意見集約 及び 相談の実践トレーニングを目的に開催された。

 11月から暮らしのアドバイザーの相談活動がスタートすることから、推進センターは相談員が必要とする調査票やマニュアルなどを、10月15日(金)までに取りまとめ、10月16日(土)壱岐エリアを皮切りに説明会を開催する。説明会は長崎県を6つのエリアに分け、10月30日(土)の西エリア(長崎・西彼)を最後に終了する。

 小生も相談員の1人として研修会に出席し、講習を受けたり他の相談員との意見交換をしたりで、まだまだ、勉強不足ながら相談員として動ける目途が立ってきた。

 研修プログラムと研修会の様子は次の通り。

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会場左後方より
会場右後方より

環境アドバイザ事業概要説明(おさらい) 松本事務局長

研修プログラム説明

研修会の様子

ロールプレイ実施後の気づきを共有(グループ別発表)

相談活動のスタッフ実演(左 上田スタッフ 右 島田スタッフ)

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第1回 暮らしのアドバイザー(相談員)養成研修会

第2回  暮らしのアドバイザー(相談員)養成研修会
研修会の模様