鳴鼓小ふれあい田んぼ (5年生)

 時津町立鳴鼓小学校の“ふれあい田んぼ”(長崎県 時津町左底郷)の稲穂は、11体の案山子(かかし)に守られ順調に生長し、まじかに迫った収穫を待っている。5年生になると毎年、田植えから収穫まで地域の人たちの応援を受けながら体験学習を行っている。
 今年は特に、観測史上最長の連続真夏日を記録するなど、日本列島が熱波に見舞われた年でもあったが、ゲリラ豪雨のお陰か?そこそこに雨も降り、素人見立てではあるが、例年並みの収穫が期待できそうである。5年生の皆さんが案山子まで立て、丹精込めて作ったお米を、美味しく食べる顔が目に浮かぶ。

 「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」 詠み人知らず
 子どもの頃にお袋が、漆器のお椀を片付ける度に、お椀に描かれた稲穂の絵を見せ、頭記の句を詠み諭されたことを思い出す。当時はお袋作かと思っていたが、その後、詠み人知らずの有名な句であることを知った。そのお袋は生きていれば108歳(明治35年生まれ)、親父は6歳上の114歳。明治は遠くなりにけり!親孝行したいときに親はなし!(*^_^*)

 お椀は正月やお盆など、お客さんのときに使っていたが、成人しても折に触れ、お椀と一緒に、この句を思い出し小生の座右の銘になった。謙虚さを分かってもらうほどの地位も権力も金力もなかったが、生きる指針になったし、人を見る目の基準になった。また、この句のような上司に何人も出会えたことも幸せだった。

 大相撲秋場所は、白鵬の4場所連続の全勝優勝と62連勝で幕を閉じた。来場所は双葉山の大記録69連勝を超えることができるかどうか・・・。不祥続きの大相撲界もこの話題で持ちきり、名誉挽回、復活の兆しが見えてきたようだ。
 白鵬の優勝インタビューを聞いて頭記の句を思い出した。インタビュアーがマイクを向けると「自分には力がないが運がよかった。努力したものにしか運はついて来ない、これからも精進し勉強すれば神様は運をくれる」と語った、何と謙虚なことか。その他、日本の大相撲の歴史をよく勉強しているなというような受け答えもあった。モンゴル出身ながら日本人以上に日本人らしい大横綱になり、品格も備わってきた。これまではそれほどの白鵬ファンでもなかったが、これからは白鵬を応援することにした。

 鳴鼓小の“ふれあい田んぼ”の稲穂を見て、いろいろと思いを馳せ、長文になってしまいましたが、最後までのお付き合い有り難うございました。

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y.canata '10.9.27

さすがに今年の暑さには耐え切れずに 頭を垂れた案山子も居る

暑さに耐え 外敵に備える案山子

頭(こうべ)を垂れた稲穂 豊作だー?

“ふれあい田んぼ”は三重臨港道路から左底方面へ曲がり左側にあり

ふれあい田んぼ