“いただきますクッキング教室” ハウステンボス環境施設見学

 放課後子ども教室 “とぎついただきますクッキング教室”(子どもの居場所づくり実行委員会 青山 泰代表)は平成22年10月2日(土)、環境学習の一環でハウステンボス環境施設見学を実施した。
 今回の見学会には、クッキング教室の子ども108人(登録数 116人)とスタッフ24人(学生9人、一般15人) 計132人が参加。大型バス3台を貸し切って実施した。
 当日は早朝から小雨がぱらつく生憎の天気であったが、傘なしでも衣服が湿る程度の雨で、施設見学には差し障りなく、見学は予定通り行われた。午前11時40分過ぎの昼食・自由行動の時間には雨も上がり晴れ間が見えてきた。

 行動範囲は、今年から設けられたフリーゾーン内で、エネルギープラントや水の浄化装置、これらの設備に付随する地下配管、配線設備を見せていただいた。見学ルートの案内と説明は、施設スタッフの3人の方が、バスの号車別(3班)に付き、要所要所で丁寧に説明してくれた。特に、幅6m×高さ2.4m 長さ3.2kmの地下道に蒸気・汚水・排水配管や動力・照明・弱電配線などが、整然と配置されているところや震度7までの地震に耐えられる設計になっている、という話には興味を示していた。
 浄水装置の処理能力は日間 3400ton、学校のプール7杯分の処理能力がある。処理された水はそのまま、海に流してもよいまで浄化されているが、ハウステンボスでは、この水(中水)をトイレや花木の散水用に使っている。トイレに流された水は再処理し使用するなど、循環させ環境に配慮したシステムになっている、というような説明があった。地下道には一滴の水漏れもなく異臭もなかった。勿論、ごみ一つ落ちてなくてよくメンテナンスされていた。仮にトラブルが起きても、直ぐに対処できるであろうと感じた。

 子どもの頃の体験は、一生忘れないものである。今回見学した子どもたちが環境問題に興味を持ち、その中の1人でも2人でもが、環境施設の先端で働く、エンジニアになってくれればいいがと思った。

ちゅーりーちゃん・ふうしゃん・ドムくんが大人気(追っかけ戯れる子どもたち)

全員で集合写真

見学会の様子

サスティナブル社会の構築を目指す

フリータイムを楽しむ

帰り道

帰り道

お世話してくれた内野さんにお礼のあいさつ

思い思いに昼食をとる

施設見学終了 昼食前も未だ雨

処理水(中水)の臭いを嗅ぐ

澄んだ処理水(中水)を見せて説明

第2次処理槽を覗き込む

下水処理装置室入口

下水処理の過程を模型で説明

エルボを使った曲がり部の配管

地下道内にて熱心に説明を聞く

設備の説明を受ける

エネルギープラント室に入る

到着時も雨

バスに乗車誘導

時津町 浦郷公民館で出席者受付、確認、スケジュール説明、注意事項の徹底

ホーム

y.canata '10.10.4