　平成22年10月7日(木）から9日(土）までの3日間、長崎くんち（国指定重要無形民俗文化財）が繰り広げられた。前日（まえび）7日午前7時からの諏訪神社での奉納踊りをマス席で観覧した。これまでに「お旅所」と「公会堂前広場」で観覧したことは有ったが、初日のお諏訪さんは、初めてだったので別の感動があった。
　踊り町は7年に1回回ってくるが、今年は馬町（傘鉾・本踊）、東濵町（傘鉾・竜宮船）、八坂町（傘鉾・川船）、銅座町（傘鉾・南蛮船）、籠町（龍踊り）、築町（傘鉾・御座船・本踊）の6町。籠町が龍踊りで特別出演し花を添えた。
　長崎くんちは、前年の6月1日の小屋入りから始まり、その後、稽古（けいこ)を重ね10月に入ると本番に向けての諸々の行事を経て、7日の本番に臨んでいる。各町が昼夜を問わず一丸となって準備や稽古に励んだ成果であろう、いずれ劣らぬ華麗な演技を披露した。初日は朝日がまぶしい好天に恵まれ秋の大祭を堪能した。