　当法人の呼び掛けで行う平成22年度最後の活動である時津港（ウォーターフロント公園）周辺のごみ拾いを、平成23年3月26日（土）、午前9時から11までの2時間実施した。

　前日までは強風や曇天、小雨などの不安定な天気で開催も危ぶまれたが、当日は穏やかな桜咲く春日和の願っても無い好天に恵まれた。

　参加者は時津町在住の企業（十八銀行・親和銀行・ケンコーホーム・三菱電機・菱電テクノサービス）の皆さんや浦郷自治会、役場職員、一般参加の皆さんなど約80人。中には今春から大学生になる女性2人が「以前から参加したいと思っていたが、踏ん切りがつかず参加できなかったが、思い切って参加してよかった」と話していた。ちなみに、この女性2人は海上の浮遊物回収班に入ってもらい、船からのごみ拾いで頑張ってもらった。今後とも常連として参加していただければと期待している。

　午前9時には東日本大震災で犠牲となられた方に、哀悼の意を表し、北東の方向に向かって一分間の黙祷を捧げた。その後、青山理事長あいさつ、事務局から実施要領を説明して、午前9時10分ごろからごみ拾いを始めた。今回は風向き又は潮加減の関係か、或いは皆さんのモラルが向上したためか、例年に比べレジ袋や食品トレー、ペットボトルなど、意識して捨てなければ存在しない自然に返らないごみ類が少なかった。回収したごみは、2トン車1台と軽トラ3台分、650キロのごみを時津町日並郷のクリーンセンターに運び処理した。

　午前11時には参加者に対し、軽食（ぶた汁とおにぎり2個）＋お茶が振る舞われた。反省会を含め12時半には全て終了し解散した。　　年度末のお忙しい中でのご参加ありがとうございました！　