y.canata '11.10.14

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我がおくんちは6月7日 「おくんち」さじき券購入騒動から始まった
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長崎くんち

傘鉾・御座船

傘鉾・川船

 平成23年の長崎くんち(長崎市諏訪神社 秋季大祭)は9日、元船町のお旅所から諏訪神社に戻る「お上り」があり、3日間の幕を閉じた(「お下り」は7日)。

 小生は初日(7日)、お諏訪さんの奉納踊りを観賞した。踊り町は7年に1回しか回ってこないため、毎年、違った出し物が出る。各踊り町にはそれぞれ特徴のある出し物があり、昭和54年2月、国重要無形民族文化財の指定を受けた。なお、お祭り自体は、377年の歴史を持つ伝統ある行事である。

 午前7時の踊り開始に間に合うように、早起きし6時に家を出た。長崎駅前に駐車、タクシーでお諏訪さんの近くまで行って、あとは徒歩(交通規制があっており手前で降ろされる)。早目に出て来たこともあって十分に間に合ったが、既に満席の状態で指定席まで行くのに時間が掛かった。

 正面の席(長坂の隣)でいい場所だぁーと思ったが、座ってみると前の席の人たちで視線を遮られ、踊り場の手前の方(神社側)が良く見えなかった。立てば後ろの人からブーイングがありそうで、座ったままで観賞した。デジカメの画像を見ると苦労の跡が見える。とはいえ生くんちは迫力が違う、周りの雰囲気に呑まれながら存分に楽しませてもらった。

 今年の踊り町の7年前がどうであったかは知らないが、楽曲などもテンポの早い現代風にアレンジするなど、演出や演技にもいろいろと工夫の跡が感じられた。出演者を全国からインターネットで募集したという踊り町の紹介もあったが、6月1日の小屋入り以降、練習時間をどう工面したのだろうかと、よからぬ心配をしてしまった。

 長崎署の調べでは、3日間の人出は約25万人、昨年よりも4万5千人増。中日(8日)以降10日まで3連休で、3日間好天に恵まれたことと、人気の出し物(太鼓山 コッコデショウ)が登場したことなどが、人出増につながったと分析している。

以下、画像をクリックすると拡大します

踊り町ごとに客席に投げ入れられる手拭い争奪戦も過熱

用意周到!もってこーい(黒文字)とありがとう(赤文字)の旗

※ 傘鉾は各踊り町の象徴で、町にちなんだ飾りなどを付け、それぞれの踊り町の最初に登場する。
重さは130〜150キロ、交代しながら1人で担ぎ、ふとう(大きく)回れの声援を受けて優雅に舞う。
各町そろい踏みの傘鉾パレードもある。

コッコデショ いざ出陣!

おくんちの盛り立て役 白トッポの皆さん“もってこーい!もってこーい!)

くんち奉納踊りも終盤 トリを務める太鼓山(コッコデショ)の登場

立ってる人の視線は? 手拭いを投げる人の方へ

くんち奉納踊りも中盤 日射しが強くなってきた

午前7時踊り開始前の緊張した雰囲気

傘鉾・本踊

傘鉾・阿蘭陀船

傘鉾・太鼓山(コッコデショ)

傘鉾・本踊唐人船

傘鉾・唐子獅子踊

東古川町
樺島町
大黒町
本古川町
小川町
出島町
紺屋町