長崎県高校駅伝大会

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ゴール付近 沿道から「あと少しファイト」の声援

女子2区から3区へ襷(たすき)リレー(第2中継点)

男子 諌早のアンカーがゴール(全力を出し切り倒れ込む)

ゴール前でカメラを構える報道陣(近すぎて邪魔になるのでは?と思った)

女子2区  第2中継点まで約400m(後方に小さく見えるのは2位の選手)

男子1区(最長距離) 最後の難所にさしかかる

橘湾午前10時ごろ)は鉛色の空、駅伝には風もなく上々のコンディション!

 平成23年11月2日(水)、雲仙・小浜マラソンコースで、長崎県高等学校駅伝競争大会が開催された。結果は、諌早高校が12年連続男女アベック優勝(男子は12年連続14回目、女子は17年連続18回目)。

 男子は個人タイムで諌早を上回る松浦、鎮西の優位が伝えられていたが、諌早危うしの戦前の予想を覆しての優勝。一方、女子は5区間で、全員区間賞の快走。終わってみれば諌早、男女とも2位に大差をつけての圧勝であった。駅伝に強い諌高の秘訣はどこにあるのだろうか?

 男子の2位は鎮西学院、3位が松浦。女子は2位が長崎商、3位が川棚。本大会の1〜3位までは11月19日(土)熊本で行われる九州大会に出場。優勝校(諌早高校)は12月25日(日)に京都で行われる、高校生あこがれの都大路(全国大会)に立つ。
 
 強豪ぞろいの全国大会では、まだまだ通用しないと、さらなる躍進を誓っている同校だが、全国大会までの約2ヵ月間に、選手がどこまで成長し、コンディションをピークに持っていけるかがポイントである。

 松元監督は今年の女子は「まだ伸びしろがあるし、鍛えがいもある。根性だけは過去のチームに負けない」と評し、秘かに上位入賞を狙っているようだ。監督の采配と、選手がそれにどう応えるか、まだまだ試練は続く!

 1人が、2秒タイムを更新すれば10秒短縮。入賞圏内だぁー!無責任な応援団の期待はふくらむ。

 天気は曇りのち雨(写真左)。朝からパラパラの雨が降るが影響なし。男子がスタート(12;20)する頃には路面が湿り、「滑りやすくなっていますからご注意ください」というアナウンスがあった。途中、傘なしでは応援できなくなったが、それほど強い雨ではなかった。

 スタートとゴールは、小浜町石合公園前。女子は午前10時にスタート、雲仙市南串山町京泊折り返し(5区間21.0975キロ)に、27校が参加。男子は12時20分スタート、南島原市加津佐町六田折り返し(7区間42.195キロ)に、46校が参加。

 国道57号線を橘(たちばな)湾沿いに南下し折り返す、絶景のコースで熱戦が繰り広げられた。沿道で応援する地元の方や家族・親戚の方々から、大きな声援が飛んでいた。

 繰り上げスタートもあったようだが、遅れても諦めずに、一生懸命に走る姿に感動した。苦しい練習に耐え、この試合が高校生として最後になる3年生は、どのような思いで走ったであろうか? 

男子の成績
順位 校名 タイム
優勝 諌早高校 2時間11分49秒
2位 鎮西学院 2時間12分44秒
3位 松浦高校 二時間13分2秒
女子の成績
順位 校名 タイム
優勝 諌早高校 1時間9分42秒
2位 長崎商高 1時間13分0秒
3位 川棚高校 1時間15分3秒