初日1区区間賞の福島選手
「消えた選手に蹴りを入れました」と談話(^_-)-☆

長崎チームのたすきリレー 出遅れるも後半挽回

綿雪と強風の中 沿道で選手を待ち応援

3日目(最終日) 第14区(女子区間スタート)
3日目(最終日) 第14区(女子区間スタート)
第61回郡市対抗 県下一周駅伝

 第61回郡市対抗県下一周駅伝大会(長崎新聞社、長崎陸上協議会主催、浦上自動車学校、コカ・コーラウエスト協賛、松園尚己記念財団特別協力、トヨタレンタリース長崎運営協力)は、今冬2回目の寒波が襲来した2月17日(金)から19日(日)の3日間、長崎県内を一周する407.4Km(11区間)のコースで行われ、延べ492人のランナーが熱闘を繰り広げた。

 初日、2日目は綿雪が舞うなど、3日間を通じ寒い大会となったが、9つの区間新が生まれるハイレベルな戦いとなった。男女総合は長崎が21時間29分9秒で3年連続28度目の頂点に立った(昨年の優勝タイムは21時間41分6秒)。女子総合(15.4Km)は島原半島が52分22秒で9年ぶり4度目の優勝を飾った(昨年は西彼・西海でタイムは51分34秒)。躍進賞は昨年の累計タイムを39分39秒短縮した北松・松浦が受賞した。西彼・西海は昨年、21年ぶりに3強から脱落(6位)したが、今回は21時間42分7秒で3位に返り咲き、躍進賞に36秒届かなかったものの面目を保った(昨年は22時間21分10秒)。

 この大会では高校生以上と中学生の男子区間に、男女小学生・女子区間があって、選手層の厚さが問われる大会でもある。特に男子区間では、約10Kmを走れる選手を1日約10人以上揃えなければならないところに難しさがある。

 今年も箱根駅伝出走者や大学生、実業団から選手を集めた長崎、大村・東彼の牙城は揺るがなかった。その中で2日間、終盤まで首位をキープするなど、優勝争いに絡んだ西彼・西海チームの健闘が光った。箱根出走者で区間賞2つの寺田選手と小嶺選手、初日1区区間賞の福島選手と2日目5区区間賞の渡辺選手、諫早高校勢。中学生女子では15区 区間賞の西彼中江口選手、長崎チームの大学生末次選手と肩を並べて走った時津中1年生の田畑選手など若い芽も育っている。

 小生は初日の第1中継点(時津町 長崎新聞西彼支局前)と3日目女子区間スタートの第14中継点手前(高速道路諌早入口高架道下)で孫を応援。選手全員が通過後、長崎新聞本社前のフィニッシュ地点に戻り、梁川公園前でゴールに向かう選手を応援した。

 今年も選手諸君の熱走に感動した!選手の皆さん及び本大会の主催者やサポートした自衛隊や警察など、関係者の皆さんお疲れさまでした。

 今年は伴走車に排気ガスの少ないトヨタのプリウス(ハイブリッドカー)を使用、その他、クラス別表彰やナンバーカードへの記名など、新しい試みもあった。また長崎新聞によると県内最大の陸上の祭典に、現場から多くの意見、要望が出されているとのこと、ますますの発展を期待し、来年を楽しみにしている。

NBCラジオの実況放送
左は解説者 長崎陸協 松元会長(諫早高校監督)

中継点前のデッドヒート この戦いを制したのは誰か? 伴走車から容赦ない檄(ゲキ)が飛ぶ 走者は車が邪魔では・・・?

アンカーがゴール目指して梁川公園前を激走! 左写真 男女総合優勝の長崎チーム  右写真 女子総合優勝の島原半島チーム

中継点の寺田選手 第1走者到着直前に消えるという
ハプニングで、リレーミス(タイムロス)があったが区間賞の快走

3日目(最終日) 第14区(女子区間スタート)

ホーム

y.canata '12.2.22

フィニッシュ地点の放送席とインタビューを受ける
西彼・西海の橋口監督(オレンジ)

初日第1中継点 長崎新聞 西彼支局前