時津港(ウォーターフロント公園)周辺のごみ拾い
 平成24年3月24日(土)、NPO法人 コミュニティ時津が、地域住民の皆さんに呼びかけて行う今年度(23年)最後の行事である時津港(ウォーターフロント)周辺のごみ拾いを実施した。

 前日から降り続いた激しい雨に、やきもきさせられたが朝方には雨も止み、集合時間の午前9時には薄曇りのやや肌寒さを感じる天気となった。役場職員や自治会役員の皆さん及び十八銀行や親和銀行、ケンコーホーム、一般の地域住民の方など、約80人の参加をいただき予定通りに実施することができた。

 午前9時から15分程度、呼び掛け団体(当法人)の青山理事長のあいさつと田窪事務局長が実施要領説明を行なった後、作業(ごみ拾い)に取り掛かった。ごみ拾いは海上班(船から浮遊ごみを回収)と陸上班に分かれ、午前11時までの約2時間実施した。集めたごみ(約1.1トン)は、時津町の2トン車と当法人会員の軽トラ(0.5トン車)3台で、日並郷のクリーンセンターまで運び、センター職員から指示された場所に降ろした。回収ごみを積み込み11時以降に、クリーンセンターへ走った運搬班の皆さんも、11時50分には時津港に戻り全ての作業が終了した。

 回収ごみの中には、レジ袋や食品トレー、発泡スチロール、缶、ペットボトル、お菓子の袋、煙草の吸殻などが有った。時津港は大村湾内にあるため、外国からの漂着物がない分恵まれているのかもしれないが、湾岸住民の中には、まだまだポイ捨てをする人がいるようだ。

 作業終了後は、浦郷公民館で当法人婦人部の皆さんが、午前8時から準備した軽食(ぶた汁とおにぎり、甘いものにお茶)が、参加した皆さんに振る舞われた。三寒四温の時節柄とはいえ、前日より8度も低い気温に、「美味しいぶた汁をいただき、体が温まりました」という声も聞かれた。

 今回は毎回ご参加いただいている十八銀行さんや親和銀行さん、ケンコーホームさんなどに加え、役場職員の方の参加が多かった。また、子ども連れで参加する方もおられて、今年度で8年になる当法人の環境保全・美化活動(3月時津港、10月時津川)も定着し、地域住民の皆さんの環境意識の高まリを感じている。 

ごみ拾い作業 午前10時ごろには かなり潮が満ちてきた

ごみ拾い作業北風に乗ってうち寄せられたごみ 若い女性の参加もあった

ごみ拾い作業北風に乗ってうち寄せられたごみ

作業終了後の沿岸

ごみ拾い作業

ごみ拾い作業

午前11時過ぎ(ごみ拾い修了時) 満潮

作業前の全体ミーティング

作業前の全体ミーティング

作業前の全体ミーティング

y.canata '12.3.25

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作業(ごみ拾い)終了後の状況 午前11時過ぎには満潮になり、干潮時には進入可能な場所まで水没した