長崎打ち水大作戦(節電学習会) 若草学童クラブ

 平成24年7月20日(金)、若草学童クラブ(長崎市若草町 柴田 友弘主任指導員)で「節電学習会」を開催した。

 この日は、城栄商店街での打ち水も予定されていたが、悪天候のため児童と一緒に行う「打ち水大作戦」は中止した。従って、ながさき打ち水大作戦事務局の市内専門学校生(川上 龍一 リーダー)と、同行した(有)松環舎 代表取締役 松嶋 範行さん(渋谷区環境政策アドバイザー)には、「節電学習会」のサポートをお願いした。また、長崎県地球温暖化防止活動推進センターから島田 福子スタッフが、講座は田窪 幸男推進員が担当した。

 学習会は、学童クラブの児童 37人(小学校1年~6年生)が参加し、午後1時半から2時半まで、「かるた」で遊びながら省エネを学ぶことに主眼をおいて進められた。

 冒頭、エコライフチェックで子どもたちが、どの程度の省エネ生活を送っているか「立ち位置」を自分で認識した。評価は「エコライフ上級者です/地球と仲良しです/地球をいじめています」の3つ。

 その後、簡単に地球温暖化の仕組みや影響について話をし、温暖化を防止する(省エネ)ために私たちに出来ることを「かるた」で遊びながら学んだ。

 児童を5グループに分け、グループごとに絵札を広げ、詠み手は専門学校生(1人)にお願いをし、詠まれた句に対応する絵札を児童が取った。

 今回使用したかるたは、長崎県地球温暖化防止活動推進センターが考え制作した「しりとりカルタ」を使った。このかるたは通常のかるたと違い、句の最後の文字が絵札にあり、句を詠み終わらないと絵札が取れないというかるたである。省エネのヒントがいっぱいの「句の内容」をじっくりと聞いて、覚えてもらおうという狙いがある。

 46枚の絵札を取り終わるのに、所要時間は約20分。今回は低学年の子もいることから、ゆっくり詠んだ関係で30分を要した。全て取り終えたら自分で取った絵札の枚数を数えさせ、グループで取り札の多かった子に、気に入った絵札を発表させ、その詠み札の内容(省エネ対策)を説明した。また、家庭の電化製品で使用電力量の多い、エアコン絡みの詠み札も同様に一つ一つ説明した。

 まとめは今日学習した省エネ対策の中から、この夏休みに自分で実行出来そうなものを選んで、エコ宣言をし取り組むようにと述べ締めくくった。

 この子たちが「しりとりカルタ」にあるように、“省エネマン! それが僕の ニックネーム”というふうになってくれればいいがと期待している。 

5グループに分け実施。それぞれのグループの様子

詠み札・絵札リストで、私たちに出来ることを説明

かるた取りの様子全景 サポートの方々もグループに入りレフリー役

かるた取りの様子全景 5グループに分けてかるた取り

1分間シャワーを流しっぱなしにすると12ℓのロス

エコタップを使い待機電力のカット

次の準備「手を頭の上に」 はーい準備完了でーす

小さい組さんは、何かと手が掛かりましたが、頑張りました

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y.canata '12.7.25