海きらら見学 クッキング教室 野外体験教室

 平成24年9月29日(土)、子ども放課後教室“とぎついただきますクッキング教室”(子どもの居場所づくり実行委員会 代表 青山 泰)は、佐世保市の「海きらら」(九十九島水族館)で、野外体験教室を実施した。

 この体験教室は、人の「食」または「環境」に、密接な関係のある「海の生き物を知る」ことを目的に実施した。この日は台風17号の影響が心配されたが、台風の進路がやや東にそれたこともあって終日薄曇りの暑くもない寒くもない動き回るには丁度良い天気に恵まれた。

 参加児童数は73人(登録児童数81人)、世話役のスタッフは23人(うち大学生スタッフ 9人)、総数96人が2台の貸切バス(つくも観光)に分乗し、「海きらら」までの片道約1時間30分を往復した。

 午前7時半に浦郷公民館にスタッフが集合し、8時から受け付け開始、全員集合したところでスケジュールの説明や諸注意を行い、8時半に「海きらら」へ向け出発(この時点で予定より10分遅れ)、10時に現地に到着、10時20分からの「いるかショー」を見学、10時50分からバックヤード(水族館の付帯設備)見学、12時10分から12時50分まで昼食、午後1時から「海きらら」の職員さん(学芸員)の「海の生き物のつながりについて」(食の連鎖)のお話を聞いた(約30分)。午後2時には海きらら玄関前で点呼、集合写真を撮り、帰りのバスに乗り2時半に時津町の浦郷公民館へ向け出発した。土曜日のラッシュに会い4時過ぎに浦郷公民館に着き、スタッフミーティング(反省会)を行なった後に解散した(予定よりも30分遅れ)。

 今回の野外体験教室では先ず「いるかショー」で度肝を抜かれ大興奮。バックヤードでは、いるかの水槽(水)の浄化装置、病気や怪我した生き物を治療するために隔離する予備水槽、水族館の生き物に与える食糧などについて職員の方から分かりやすく説明していただき案内していただいた。

 昼食後の学芸員さんの講話では、長崎で発見された新種のクラゲや魚の話しをしていただいた。また我々も口に(食)する海の生き物のつながりについて「海の生き物は“植物プランクトンや動物プランクトン”などの小さな生き物から“いるか”などの大きな生き物まで、生きるために食でつながっており、環境汚染(有害物質など)や何かの原因で、この食の連鎖が壊れる(バランスが崩れどれかが欠ける)と、生きていけなくなる」という主旨の話をされた。

 児童代表はお礼の言葉で「今日、実際に目で見たりお話を聞いて、海の生きものも私たち人間と同じなんだということが分かり、大切にしなければいけないと思いました。勉強になりました。ありがとうございました」と述べた。

資料館 九十九島のいきものたち
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「海きらら」(九十九島水族館)入口で集合写真

こんなことを学びました

その他の体験教室の様子

児童代表がお礼の言葉を述べる

「海の生き物のつながりについて」のお話し

予備水槽 病気や怪我した魚の入院病棟

いるか水槽の水の浄化装置

圧巻の「いるかショー」に子どもたちも大興奮

巨大エイなど水槽の魚に釘付け

人数確認後、展示館内に入る

「海きらら」(九十九島水族館)入口

「海きらら」到着 左2台が教室の貸切バス

浦郷公民館で受付&オリエンテーション

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