平成24年11月19日(月)、長与南小学校(一瀬 薫校長 児童数882人)4年生(166人)の総合的な学習の一環で実施された「レッツ・ボランティア」(ボランティア体験をしよう!)という授業に、長与町の6つのボランティアグループ(手話・風船バレー・要約筆記・青葉台生き生きサロン・エコ長与・お茶)が参加した。西彼地区(長与・時津)の地球温暖化防止活動推進員で構成される「エコ長与」は、長与町社会福祉協議会ボランティアセンターの要請を受けて今年で4回目の参加となった。
2回に分けて行われる授業の第1回目(今回)は、各児童が3つのグループの活動概要(15分のプレゼンテーション)を聞いて、「自分が体験したい」または「さらに学習したい」と思ったグループを選ぶ。27日(火)に行われる第2回目は、児童が25〜30人のグループ(6班)に分かれて、自分で選んだグループの話を聞いたり体験をし「ボランティア活動を知る」という授業。
「エコ長与」のプレゼンテーションは、地球温暖化防止の啓発活動として実践している「出前講座」の手法やツールについて紹介した。27日(火)は「人形劇」や「エコかるた」で、日頃の活動状況を伝え、理解を深めてもらうことにしている。何人ぐらいの児童が「地球温暖化」というテーマに目を向けてくれるかが、気になるところである。
19日(月)にお世話いただいたのは、石橋副校長先生(校長先生は用件あって不在)はじめ6人の先生方(月川、嶋田、川端、篠原、川口、坂本の各先生)。次回もよろしくお願いいたします。
「エコかるた」
「えこかるた」詠み手は河島さん
人形劇
「エコ長与」の3人(左から伊豫田/河島/田窪)
オープニングは人形劇(地球温暖化が進むと・・・)
平成24年11月27日(火)14:00〜15:30、長与南小4年生「総合的な学習」の「「第2次] ボランティア体験をしよう」では、4年生(166人)が6つのグループに分かれて学習した。
「エコ長与」の学習には27人の児童が参加し、@はじめの会10分、Aボランティア体験活動70分、B終わりの会10分の時間配分で行われた。教室に入ると歓迎ムードいっぱいで、黒板には歓迎の文字や絵、飾り付けがされていた。はじめの会では児童から歓迎のことばをいただいた。終わりの会では、全員でリコーダーの演奏とお礼のことば、手作りの記念品(お土産)をいただいた。クラスの違う子どもたちが、短い時間でよく準備したなと、感心し感激した。
ボランティア体験活動(70分)では、「エコ長与」の3人(長崎県地球温暖化防止活動推進員の伊豫田と田窪、サポートに河島夏海さん)が、「出前講座」で行う啓発活動を、そのまま子どもたちに紹介した。
講話の時間は、最初の5分間程度、人形劇で温暖化の起きる仕組みを説明した後、自製掛図を使って温暖化を止めるにはどうすればいいかを話しした。
次に5つのグループに分け、「エコかるた」で遊びながらエコ生活のヒントを学んだ。かるた遊びの後、自分で取った絵札のお気に入りの句を「エコかるた一覧表」(パネル)を見て発表してもらい、それぞれの句の解説をして「エコな生活」の理解を深めた。
児童から「どうしてこのような活動を始めたのですか」「ボランティア活動をやって良かったと思うことがありますか」「どのようなことで苦労しますか」というような質問があった。
終始真剣な表情で熱心に聞き、「エコかるた」でも楽しく学んでくれた。最後に「お家の環境大臣になって率先して実行し、お家の人を指導してください」と結んだが「温暖化を止めるために、何かをやらねばという気持ちになってくれたし、ボランティア活動に関心を持ってくれた」と感じた。
ボランティアグループの皆さん
「はじめの会」は体育館 石橋副校長や児童あいさつ
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「エコかるた」
リコーダーでお礼の演奏
「エコ長与」の活動についてのお話し
プレゼンテーションは3回 毎回先生から紹介
グループ交代の時間帯に掛図を見る児童
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自製掛図で説明(左端は4年生担任の 川口 邦春先生)