ボランティア学習(長与中学校1年生)

 平成25年6月26日(水)、長与町立長与中学校(白石 幹幸校長 生徒数533人)1年生(176人)の「総合的な学習」の一環で、ボランティア学習が催された。

 同校では、総合的な学習の時間の学校目標として、「『気づき・考え・行動する力』を身に付け、たくましく生きる力を培う」ということを掲げている。その中でも第1学年は、「自分や地域を見つめなおそう」というスローガンを掲げ学習に取り組んでいる。今回は長与町内各所において、ボランティア学習を計画した。地域の方々と接し、ともに活動していくことを通して、長与町の良さを再発見し、地域に感謝する気持ちを育てる(以上、要請状から抜粋)という趣旨での協力要請があった。

 学校内外での体験学習を行った。校内で行なった「エコ長与」のグループには、16人(男10人、女6人)が参加し、長崎県の地球温暖化防止活動推進員でもある田窪幸男が、日頃行っている啓発活動をそのまま生徒に伝えた。サポート役で同じ推進員の鳥巣洋次郎氏が参加した。

 先ず、「エコライフチェックシート」で、各人のエコ度(地球をいじめているか?やさしくしているか?)をチェックし認識させて「地球温暖化の仕組みと私たちにできること」についてPPを使って説明した。

 休憩を挟んで、休憩前に配った「エコかるた」クイズの答え合わせを行い、次のテーマ「検針票の読み方」を同じくPPを使って説明し、二酸化炭素の排出量の計算の仕方を学んだ。

 次に16人を3つのグループに分け、「エコかるた」で遊びながら環境や省エネについて学んだ。詠み手は担当教諭の齋藤 知佳先生にお願いした。先生ありがとうございました。

 学習時間は2時間半、質問タイムで「どうしてこのような活動をしているのか」とか「環境への取り組みで1番進んでいる国はどこか」などの質問があった。

 最後に、地球温暖化防止又は省エネのために「身近にできることを負担に感じず、どんな小さなことでも長続きするような取り組みをしましょう」と結んだ。今回のボランティア学習で、我々の活動に興味を示している子が、たくさんいることを知り、心強く嬉しく思った。

絵札発見 手が伸びる

ルールを守って「エコかるた」  詠み手は齋藤先生

女の子はドライヤーが気になる 温風と冷風の消費電力は?

ワットチェッカーで電灯別の消費電力を知る

歓迎の飾りを背に、限りある資源「化石燃料」の可採年数について説明

「エコかるた」

掲示パネルに見入る  クイズの答えは?

真剣にメモを取りながら聞く

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y.canata '13.6.30