平成25年度 時津町安全・安心まちづくり 町民大会

 平成25年8月3日(土)午前10時から“とぎつカナリーホール”で、時津町及び時津町教育委員会主催の日本一安全な町をめざして「時津町安全・安心まちづくり町民大会」が開催された。

 開会宣言を浦川 裕水副町長が行い、吉田 義コ町長が主催者挨拶、来賓挨拶を水口 直樹町議会議長と玉村 正俊時津警察署長が行なった。

 「防災に関わる活動報告」を元村1地区の中橋 明自治会長が、「防災への備え」という演題で、NHK長崎「見んと長崎」のお天気キャスター渡司 陵太氏が講演した。

 中橋元村1自治会長は、時津町では西時津地区に次ぐ大世帯(1050世帯、自治会加入世帯870世帯、加入率83%)であることや所在地の概要、防災マップなどを紹介し、昨年度取り組んだ地震体験装置を使った「防災訓練」や班長教育のための「町議会の傍聴」、ごみ分別意識高揚のための「クリーンセンター見学」「夏まつり」「体育大会」など“まちづくり”のために、絆”の大切さを念頭に取り組んでいる活動について報告した。プロジェクターで写真を表示しての報告を大会参加者は熱心に聴いていた。

 お天気キャスターの渡司氏は、気象予報士らしくいろんな気象用語を引き合いに分かりやすく説明した。「爆弾低気圧」「竜巻」「ゲリラ豪雨」などに加え昨年九州地方を襲った豪雨を「これまでに経験したことのない大雨」と表現するなど、気象用語が流行語大賞に登場するようになった。
 最近の自然災害の強大化に伴い、気象庁が発表する予報は、「注意報」「警報」に加え、今年8月30日から「特別警報」が運用される。これまで警報の通知、周知は努力義務であったが、特別警報は、義務に位置づけされる。また、時津町に最も近い気象台は、長崎海洋気象台で、気象台発表の気温に+1度したのが時津町の気温と考えてもいいという話や100mmの雨の場合に、人がさす雨傘が受ける荷重は300Kgある。但し、動いているからそんなにあるとは感じないなどの話があった。この話を聞いて天気予報を注意深く視聴するようになった。

 次に劇団ちゃんぽんによる時代劇「石松代参」が上演され、会場の笑いを誘った。

 最後に、大会参加者を代表して時津町消防団が大会宣言をし、浦川副町長の閉会宣言で、まちづくり町民大会は、約30分遅れの正午に終了した。参加者は約300人(筆者概算)。

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大会参加者を代表して時津町消防団の大会宣言

「犯罪なく3(さん)ば運動」のPRにゆるキャラ登場
1.かぎかけんば 2.ひと声かけんば 3.見守りせんば 

講演 NHKお天気キャスター 渡司 陵太氏

活動報告 中橋元村1自治会長 

劇団ちゃんぽん 時代劇「石松代参」  セレモニーのあとに笑いを誘い 一服の清涼剤になった 

来賓あいさつ 玉村時津警察署長

来賓あいさつ 水口町議会議長

主催者あいさつ 吉田町長

開会宣言 浦川副町長

会場の“とぎつカナリーホール