2013長崎打ち水大作戦

 平成25年8月28日(水)、長崎県美術館運河劇場(屋外)で「2013長崎打ち水大作戦」が展開された。主催は長崎ラビッシュネット。メトロコンピュータカレッジPCデザインクリエータ科の学生や長崎大学環境科学部、長崎総合科学大学の学生がイベントを企画し運営した。

 今年で9回目のこの催しは、商店街や企業、学童保育などにも出掛け実施している。これをサポートする(有)松環舎の方は「当初、協力をお願いに行っても敬遠されがちだったが、最近では快く応じてくれるようになった。また、参加の理由はいろいろあるが、中心になってやってくれる学生からは、このイベントの中で、環境についていろんなことが学べて良かった」などの声が聞かれると語った。地道に実施してきた9年間の積み上げの成果だと感じた。

 イベントは、午後3時から(有)松環舎 松嶋総長のあいさつがあって、プログラム紹介、トークセッション、ベベンコビッチオーケストラ(五島人の五島弁による五島のためのバンド 地域密着 地産地唱バンド)のライブ、環境クイズなどが行われ午後4時半にイベントを終了した。この間、その時の参加者全員で行う「一斉打ち水」を3回。その他の時間帯の来場者は、スタッフの案内で竹で作った柄杓(ひしゃく)を手に思い思いに打ち水をした。小さなお子さんは、水遊び感覚で水をまき喜んでいた。

 小生は地球温暖化防止活動推進員の「出前講座」として、夏休みの自由研究を念頭に、打ち水の効果や太陽エネルギーで温水ができる実験の仕方について説明した。サポートに二人の学生さんが付いた。うち一人はインドネシアから総科大への留学生で、日本に来て4年(帰国歴 2回)、日本語の上手い人だった。ここにも国際交流の場があった(^-^)。

 この日はメディア各社も取材に駆けつけ、夕方のテレビニュース番組の中で、放映されたそうだ(小生は外出中で視ることができなかった)。

 ※長崎ラビッシュネットとは
 2005年に結成された、長崎のまちを元気にしながら自分たちも元気になろうと、学生を中心とする若者が結集してできたチーム。マチの清掃活動や長崎打ち水大作戦運営などを実施し、主に企業や行政を取り込んだ社会活動を展開している。

 ※問い合わせ先
 長崎市岩川町2-2 有限会社松環舎  095-845-8153  

環境クイズ 賞品6人分「特賞 五島行きジェットホイル優待券」は誰の手に!
小生は浜口町の寿司屋さんの千円食事券3枚入りをゲット 

トークセッション 元公務員同士の松嶋総長VS五島生まれのベベンコビッチさん

一斉打ち水  中央手前は 教材のソーラークッカー

ベベンコビッチのLIVE 五島からの追っかけファンも居た?!

子どもが喜ぶ演出もあった

散水用水は、株式会社矢敷環境保全さんが、4トン車で地下水を提供

ペットボトルを輪切りにした容器で打ち水

小さいお子さんも参戦

参加者全員で一斉打ち水

y.canata '13.8.31

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会場唯一の露店 暑い時はやはり「かき氷」が一番。
右隣が夏休み「出前講座」のコーナー